まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

赤目四十八滝ウォーキング

2009-09-01 | 暮らし
会社の行事で、娘と前から予定していたウォーキングに参加した。
申し込みの時点では、姑も退院するかもしれないという期待のもとに。
案の定退院が決まり、ほっとして出かける。
しかし、この行程で自身が事故に遭わないよう注意しなければならない。



三重県までのバスの中は、落語家のようなガイドがついて、非常に楽しく、
「赤目四十八滝で遭難した場合、はじめから来ていなかったことにして、置き去りにします」と、言う。
そのガイドは、社内の安全衛生課の津○氏。

滝がたくさんあることを表すのに、四十八と言うらしい。
4キロほどの道のりで、川に沿って歩くのだが、階段を登ったり降りたり、
足を滑らせると川に落ちそうな狭い道などで、全行程を歩くには120分かかる。

怪我をしないようにと言いつつ、後ろの娘に振りむきながら話をしたら、道に出っ張っていた木の幹にごおーんと頭をぶつけた。
「すごい音したよー」と、娘は心配するが、わたしはそれほどではなかった。
もともと壊れているか、がらんどうのような作りだから、鐘のように響くのか。
「何か事故があったら、適切な対応は○君へ、やくざに囲まれたら○課長へ、
いい加減な対応はわたくしへ」という津○氏。
「何かあっても、ここで怪我をしたとは言わないでください。」
という注意事項を忠実に守った。
もう定年を迎える彼の、綾小路節もこれで終わりかと思うと寂しい。



帰りに雨が降り出し、木々に守られてさほど濡れなかったが、帰りには先に歩いていた娘が振り返りざまに、ぬかるみに足を沈めていた。

帰りには温泉につかって、快い一日を終了。
津○さん曰く
「42名、奇蹟的な全員の帰還に感謝します。」