まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ひと肌脱ぐ

2014-01-23 | 弓道

先日、弓道の講習会があった。私は熱心にメモを取りながらも、つまらぬことに考えが及んでいた。男子の肌脱ぎで、どうして下に道着を着ていたらダメなのだろう。外は雪、この寒い中で室内道場なのでまだよいが、矢道が屋外の道場でも肌脱ぎはする。遠山の金さん状態だ。桜吹雪はないが、鳥肌を見よ・・そもそも何で脱ぐのだ。女性のようにたすきをかけてはいかんのか?

肌を脱ぐことについて、ラジオで武田鉄矢さんが熱く語っていたっけ。まぁ鉄矢氏はたいがい熱く語るが。日本人は文化人と思っているが、英国の女性に驚かれた行動が脱ぐという野蛮的な行動。指摘されるまで、考えた事もなかった。

紳士的な国では肌を見せない。また、宗教的にも足も手も見せない国があるのに対し、日本人はすごい。私もよくやる腕まくりだ。気合を入れる時腕まくりする。また、祭りなどで裸祭りもあるし、法被を着ていても、肩まで腕を出す人がいる。それも気合だ。

気取らなくても、日本人同士分かりあいましょう。人のために尽くしましょうという訳だ。「ひと肌脱ぐ」「裸の付き合い」「裸一貫から財を成す」「裸で嫁に行く」など・・。国技である相撲なども、文化的な姿にはみえない。日本人は裸が好きなのか。

弓引きのさても寒い上半身だが、袴の下は筍状態だ。