おやお矢
5月の審査に京都のホテルを予約してあったが、今年は旦那が行けなくなったのでキャンセルした。審査を受けるかどうかは未定だ。日帰りという手段もある。しかし、稽古不足なので、このままでは格調高い審査を受けるのは無理である。
審査までに弓具店に矢の修理を依頼してあったのが出来上がった。矢羽を短くしてもらったのだが、今あるものと比べたら、な、なんと。同じ長さだった。と、いうことは審査用に使っていたのは、自分の持っている羽より長かったということに今更気づいた。
購入した時は、何も考えず、矢の長さだけ合わせたが、講習会で引き足らずを指摘されて、矢羽の長さが背の高い人のものと同じであることに気付いた。道具の工夫も大切だ。しかし、値の張る旦那に内緒価格なので、矢羽を切るなどもったいない気もしたが。
そもそも、全日本選手権に出た時に伊勢で買ったものだ。矢の検査のため他の選手と並べておいてある私の矢のみすぼらしさに初めて気づいて、帰りに立ち並ぶ弓具店で高価な矢を買ってしまったのだった。ボーナスを当てにして。
この時に、気づかなければならなかったのに未熟者であった。過去形ではない。今もだ。だいたいあれから何年も経った今頃気づくのだからおめでたい。
大会出場ではなく、矢を買ったことが目的のような感じ。
おやおや(矢)・・である。