2,3日実家へ顔を出していないので、母が心配で朝顔を出すと、ちょうどでかける支度をしていた。「今、タクシーを呼ぼうと思っとったんや。今日退院するし・・」と、言うので、ちょうど良いタイミング。父の病院へ向かう。
もともと重病でもなく、かといって目が回るのは気持ちの悪いものだ。しかし、土曜に外泊して家の方がよいと思ったのだ。また、うちの旦那の事も心配だったのだろう。「こんな体で、喪服が着られるか」と、いうので「あのね!おとうさんは元気によみがえったんやし!縁起でもない!」父は年をとったら、ますます空気読めない人間になってきた。いたしかたがない。
でも、時折わたしも本気にとってぶつかることがある。後で、大笑いするのだが、真面目で優しい母は、いつも被害者である。
母は、蕗とわらびを茹でたものをくれた。親ならこそである。
蕗は牛肉と炒め煮した。わらびはからしマヨネーズ。
なんか色悪いな。本物よりまずそうではないか。