今まで、何も考えずにあれやこれやと、自分の力で何かをしてきたと思っていた。
ところが、自分の力など殆どないということが、しみじみと分かる今日この頃。普通に暮らしているということは、家族みんなの健康があってこそ。また、仕事があるということが、支えにもなる。
92歳の舅が、日々手がかかり、姑は常に大声を上げる毎日。舅も、父も出来ていたことが、だんだん出来なくなっていくことに不安を隠せない。
旦那の両親と実家の両親が、一日でも健康でいることを願う。
そんな中で、娘が二人目を産みに帰ってくる。臨月の身体で、父親のために病院へ何回も駆けつけてくれた。
幸い、旦那の具合も良く、連休には家へ帰れそうだ。度重なる身体の危機を乗り越え、よく頑張った。
祝杯をあげよう。まだ彼は飲めないだろうから、わたしひとりで今のうちに。
タラの芽の天ぷらに塩。酒かビールか。実は密かに酒絶ちをしていたのだ。いつも、食欲があるということは喜ばしいのか鈍感なのか。