何か月も前から矢渡の第二介添えをすることになっていたので、ここ1か月毎朝、蹲踞200秒を実行してきた。蹲踞の稽古はし過ぎないように、長時間耐えると、立ち上がるとき膝が痛くなる。しかし、体力の衰えを感じる今日この頃、的前でひっくり返らないよう試練。
一昨日、急に放送の係の人が都合が悪くなったとのことで、ひとりで放送せよとの使命がくだった。メールで送られてきたシナリオを一通り読んでみる。ひとりになったので開会式から閉会式まで気を抜けない。他の係りの人も、みんな気を抜けない仕事ばかりなので、とにかく集中しなくてはならない。わたしの集中力は、5分しかもたないので、やばいのである。
心配で、朝早く目が覚めたので、早めに行き矢道の芝生を歩いてみた。県武の矢立が非常に心もとない。壁に立てかけると矢が転がりそうだ。
考えたら、県の道場を歩くのは2年ぶりだ。昨年から今年にかけて、夫婦で具合が悪く、その間に床上げの工事もあったので、美しくて歩きやすかった。
さて、問題は放送だ。そろそろこういう仕事は定年ですよ・・と、〇田さんにいうと「弓道は定年ないです!」と、言われた。では、今日はAKBでいくか、モモクロでいくか迷ったが、やはり小百合でいくことにした。
開会式第一声は緊張する。しかし、閉会式の最後にはマイク慣れしていることが怖い。
県の選手たちは、終わった後反省会をしているようだった。健闘したと思う。称号の個人優勝戦は、先日天皇杯を勝ち取った方と、石川県の西〇さんとの見ごたえのある射詰めだった。
とにかく、大過なく済んでよかった。遅い昼食となったが、和気あいあいと互いの働きを癒していた。