前から予定していた山中の温泉旅館一泊。「行くなら、今でしょ。」と、ばかりにS夫妻と4人で実現。
部屋から見える景色と、下に見える鶴仙渓は癒される景色だ。貸切露天風呂にも入る。
このところ、長く歩くと心臓がぱくぱくするらしい。本人は、ぱくぱくとは言わないが、静かに立ち止まるので、わたしが勝手にぱくぱくするんだろうなと思い館内は車椅子で移動することにした。本人は楽だったと思うが、エレベーターが狭いので、ドアに挟まったときは怖かった。
4人の宴会だが、豪華な食事で、いつも食欲がない殿も、ビールもすすみ、会話もはずみ、来てよかったとしみじみ思った。S夫妻には感謝でいっぱいだ。
風呂も体力がいるが、2回も入り、朝食で迎え酒を久々に満喫し、ご飯もお代わりをしたので、「ただ湯治って言わんねぇ」と、言うと「しばらく、湯治するか」と、言う。わたしは上げ膳据え膳で楽だが、二人ボッチで、四六時中いるとなるとこのわたしでも無口になると思う。
たまに気の合う仲間と、夜遅くまで話をするので良いのだ。そして、話は泉の如く湧いてくるのがすごい。これは癖になりそうだ。しかし、サンデー毎日の身の上で続けたらばちがあたりそうだ。