まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

生活排水

2016-08-21 | 暮らし

我が家の生活排水は、家を建てたとき隣の家と仲間で排水のパイプをつけて、近くの川まで流している。市には公共下水道条例があり、読めば読むほど汚水を流すとお金を取られるような感じがする。市民のための条例ではなく、市民が汚水を流す許可を市へ申請することや、市へ公共下水道の使用の金額を書いてあるので、どこを読んでも救済はなさそうだった。

うちのように周りが水田の場合、公共の下水道などなく、各戸が川までの排水パイプを取り付けるのだ。こうなると、勝手にどうぞなのだろうか。

家の前に側溝があるが、これは水田用の側溝なので、稲刈り時期になると水を止めるため流すことが出来ない。田んぼの周辺に家を建てるときは、町内の生産組合の許可がいるのだ。現在、すっからかんの側溝である。

さて、パイプが毎年のように継ぎ目が漏れてくる。隣の家と共同で作ったパイプである。隣とうちが家を建てた時期が近所では最後なので、パイプは一番上になっていて、夏に若干伸びたり、冬に縮んだりを繰り返すのでやむを得ないのかもしれない。しかし、毎年のようにパイプの継ぎ目が外れるたびに修理費がかかる。

隣の家の人が、始めに口利きして取り付けてくれた業者に頼んでくれて、毎回折半するのだが、今回はあまりに頻繁なので、うちに良いところに頼んでもらえないかと言ってきた。修理費は折半するのでという。応急処置ばかり続くので、申し訳ないということだった。

早速、懇意にしているD社建設に頼んだら、すぐに調べに来てくれて、前の側溝に浄化したきれいな水を流してはどうかとの提案。先に述べたように、水を止める期間があるので却下。

川までの距離を測ったら、パイプの長さは85メートルあった。

3か所外れている。がああーーん。見積もりをしてもらう。殿の同級生のH市会議員に相談したら、即市の下水道課に連絡を付けてくれて、D社の方と直接話をしてもらうことになった。

家を建てて16年の間に何回直したか記録がないが、記憶では2年に1回は修理をしている気がする。

ちなみに、うちの家より早く建てた田んぼを隔てた近所の家は排水は垂れ流しなのである。うちの婆さんの畑の横がぐじゃぐじゃだという。しかし、それに文句も言えないし、婆さんの畑は婆さんの実家の土地を借りているので、我が家の畑ではないし文句も言いづらい。

我が家の並びは、後で建てた家が4件あって、すべてパイプで生活排水を流している。不幸なことに角地である我が家が、川から一番離れているので難儀だ。遥かなる川のせせらぎだ。

さて、この解決はどうなるか。

 

 


香典返し

2016-08-21 | 暮らし

加賀市では葬儀があると、香典の返しはビール券とお茶かコーヒーパックか海苔と、定番で決まっている。これは非常に楽なのである。他では、カタログから選んで、はがきを出すという丁寧なところがあるが、後日選んでポストへ入れるという作業が残る。どちらでも良いのであるが、葬儀が続くとビール券交換をしているような錯覚に陥ることがある。

このビール券にも有効期限がある。昨年、殿の葬儀の時に少し余ったビール券があるので、期限をみて封筒に入れた。「2022年3月31日」だった。先日、知り合いの方の葬儀に出かけてビール券をいただいた。その有効期限も「2022年3月31日」だった。1年経ったので2023年とかになるのかなと思ったが、そうではなかった。十分期限に余裕があるので大丈夫だけれど、この有効期限はどのようにずれていくのだろう。葬儀場に在庫がたくさんあったのだろうかといらぬ心配をしていた。

地方によって返しは違うのだろうかとふと思った。石川県内でも加賀と金沢で違うし、全国だったらもっと違うのかなあ。

しかし、この暑さで喪主の奥さんの喪服はさぞ暑かろうと思った。またまたいらぬ心配である。