まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

三回忌

2017-02-09 | 暮らし

土曜に三回忌の法要をする準備をした。殿が亡くなって2年目となる。お布施は、わたしのひと月分の給料だ。殿と舅を一緒にするので2倍分のお布施がいるのかとか、分からない事ばかりで、結局、住職が同級生なので直接聞いて段取りをした。「無理なさらないように。」と、欲しいだけの金額を述べた後、住職が言うので「要がいませんので、無理できませんわ。」と、笑ってごまかした。役僧もみえるというし、お車代も二人分いることになる。

午後1時半からだと、「御膳料」は、いらないよねぇ。と、姑と相談する。残された女二人は結構仲良く逞しく生きている。

座敷にある座卓は、囲炉裏つきでめちゃくちゃ重たい。殿が気に入ってその頃は高いなあと思える金額のものを購入した。何回か炭を焚いて、友達とお酒を呑んだが、今となっては移動に困り、押したり引いたりしているうちに腰は痛くなるは、汗をかくはで大変だった。法事に人が寄ると狭いので、隣の部屋まで押したが、殿には悪いが、どこかで引き取ってもらおうかなあと娘に言うと、「思うようにしたら・・。腰を痛めるよ。」と、言ってくれた。そうなると、今度は殿の大事にしていたものを、少しずつ手放していく寂しさも感じる。