ずっと会社生活だったので、確定申告をしたことがない。
必要書類の中で、医療費というのがあるので、婆さんの分と自分の分をまとめて計算したら驚愕の事実が発覚した。わたしの医療費がべらぼうに高い。歯医者に貢いだのみならず、入院と癌の診察でのCTとかで18万円にものぼる。ちなみに婆さんは3万8千円。
婆さんの支払い率は1割と低いことを考慮に入れても、わたしのほうが医者通いをしている頻度は高い。嫁が早死にしそうである。
さて、市役所へ確定申告へ行ったのは、旦那の株を名義替えしたことで、取得となって確定申告の必要があると証券会社の人がいうので真に受けて行ったが、相続なので税金を支払わなくてもよいとのこと。要するに、心配しなくても微々たる金額だから税金を払わなくてもよいし、また、払わないので戻ることもないということ。平たく言えば、税金を支払わないということは収入がなかったということだ。日々働いていたのは雀の涙だったと再認識した。
雀の涙と言えば、税務署の方が出張して市役所に来ている中に、先輩を見つけた。遠い席だったのと、対応に追われていて真剣な顔をしているので声をかけられなかったが、久しぶりに顔を見て思い出した。若い頃、七尾の県体で能登島に一泊したときにO先輩は電線音頭を踊った。それも熱狂的に。
殿は、いつも「Oさんの電線音頭・・なつかしいんなあ。」と、言っていた。
確定申告へ行って空振りで、頭の中に電線音頭だけが残った。いつの昔か。伊東四朗と小松政夫だったっけ・・ちゅちゅんがちゅん・・デンセンニ、スズメガ3バトマッテル・・・
今週も講習会のためホテル泊りだ。わたしの財布もちゅちゅんがちゅん。