まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

匂い

2017-03-31 | 暮らし

子ども達は臭覚が鋭いようだ。学童で、誰かのシャツが落ちていると、先生が「誰のですか?」と、訊くと、わぁーと寄って来て匂いを嗅ぐのである。「この匂いは、〇ちゃんや。」と、意外と当たるのである。

前に、近所の仲良しのK君のおかあさんが「kouちゃんのシャツを借りたんや。ありがとう。」と、洗ったものを渡された。早速、kenが手に取って「K君ちの洗剤の匂いや。あ、K君の匂いがする。」と、言う。ほんまかいなと思ったが、そう感じるのだろう。

先日、うちで泊まった時、2年生のkenが「ばぁば、ちょっとだけかあちゃんの匂いがする。」「そうか。やっぱり親子やもんね。」

ついでに「じぃじとどこで知り合ったん?」「弓道や・・」「ばぁば、可愛かったん?」「それは、それは可愛かったんや。AKBより可愛かったんや。」返す言葉が見つからないようだった。

親の18子は知らずなのである。ばぁばの二十歳を知る筈もない。