まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

松の木

2018-12-04 | 暮らし

今年も報恩講の日が近づいてきた。「ほんこさん」と、言う。町内には檀家が35件あって、4つのグループに分けて、住職と役僧が分かれて各家の仏壇にお経をあげる。

その準備の為に、仏壇に飾る松をとるために実家の山へ登ったが、松の木がない。何故かない。杉ばかり。

それにしても、12月とは思えない。暑い。Tシャツ1枚だ。異常な暑さ。

ここは竹薮やん。ますますない。

山を一回りしてしまった。

南仏プロバンスみたいだ。って、行ったことないが。

そういえば昔、フランソワーズ・モレシャンさんが、加賀市は自分の故郷とそっくりと言われ、毎年加賀市へ訪れていたっけ。

結局、家の裏の杉に寄り添うように、貧弱な松を見つけた。小さな一枝でいいので、これで良しとした。

幼い時この山で遊んだ従弟たちと年末に集まることになった。何十年ぶりに集まるのだろうか・・・大変楽しみだ。しかし、残念なことに、いつも年長であることに変わりがない。当然ながら誰よりも先に年を取って行く気がする・・年を取るのは同じというが・・また誕生日が近づく。 


収穫

2018-12-04 | 暮らし

高枝鋏を持ち上げる力がなくなった母は、柿を採ってほしいという。休みの日は忙しい。父の見舞いも行くのだが、今日は採れた柿とキウイを、いつもお世話になる父の従妹の所へ持っていく。

父の従姉妹になると、もう分からない。父は9人兄弟で、2人は幼少で亡くなり、7人兄弟だった。父の両親も兄弟が多いとなると、もうさっぱり分からない。

キウイは今年は少ない。

柿は12月になって朱くなる。

祖父が作った「てご」だと母は言うが、手籠と書くのだろうか。