自然の中で出来た形や色は、人間が作り出すのは難しい。難しいけれど、この頃は3Dのコピーが出来たり、遺伝子組み換えができたりする。
ITだのAIだの、世の中は日々進化し、わたしたちが年を取って、運転が出来なくなっても、車でどこへでも行けるようになるかもしれない。今でも切符を買わずに、スマホやカードでどこへでも行けるし、高速道路はスイスイ通り抜けできるし便利だ。時々、年寄は訳がわからんから、年寄にとっては不便だと言ったりするが、わたしたちの年代が年を取る頃には、難しいと思う事すらなくなってくるのではないか。今でも、話しかければ、スマホが答えてくれる。音声でも、活字によってでも何でも答える。
だからといって、その答えがすべて正しいとは限らない。やたら、不安をあおったり、良いことを言ってはめようとしたり、新種の詐欺も横行する。
自然の中で出来たものは、嘘偽りがなく、ありのままそこにある。安心がそこにある。
食べられるだけの為に生まれてきたんかい。可愛くてみとれてしまう。
神様が立ち寄って、活けていったのだろうかと思わず足を止める。
素晴らしい自然の中を通り抜ける。
人の手によって作られた進化の証。
さて、人間は自然の産物なのか、不自然の権化なのか。