まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

お金の話

2018-12-25 | 暮らし

日経平均株価が下がって、この後、株の行方はどうなるのだろう。

さて、お金の話をがつがつするのは品がない。また、「金がない。金がない。」と、言う男の人はどうかなと思う。殿は、飲みに行くと必ず後輩にお金をポンと出した。お金がないというのは男の沽券にかかわると思っていたようだ。寄付だって、ある程度のお金を出し渋るという事はなかった。わたしたち夫婦は、互いに父が次男坊で、若い頃大病をしていて、決して裕福ではない暮らしの中で育った。同じような環境に育って、贅沢もせず、コツコツと働いてきたのである。

お金がなくても、金の使いっぷりがいいというのはかっこいいと思うのだ。ない時は、なるべく出かけないで静かにしているしかない。

しかし、そんなことより、公私の金の区別がつかない人が一番悪い。毎月、会社の金を何千円かを懐に入れていた人がいたそうだ。それに比べて、ゴーンは桁違いだが、低額でも高額でも、わからないだろうとわたくしするのは、人間としての品位がないと思う。ケリー被告は「一切やっていません」と、言っているが、本当はどうなんだろう。

ゴーン容疑者も公私の区別がつかなくなったのだろう。

それなら、「お金がない」と、素直に言う人はとても正直で可愛いのではないか。お金があるのにないという人は、ケチなのだろうか。また、お金がないのにあるというのは、プライドが高いのか。その辺はどうでもいいことなのだ。公私の区別は当然だが、自分のお金も品性のあるきれいな使い方をしたい。