まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

白山とコーヒー

2019-01-30 | 暮らし

中央公園から白山を追いかけているうちに、イヴェールボスケに着いた。知らない間に着いたわけではない。意図的ではある。

宮地から見る白山もすごくいい。

別山まで見える。左へ目を移すと、大笠山と笈ケ岳も見える。

ここまで来たら、コーヒーを飲んでいこう。この喫茶店からも白山が見える。ここは話をしてはいけないので、ひとりで来る人も多い。恋人や友達と来て話が出来ないのは辛いね。始めてきたときは、どこに喫茶店があるのか分からなかった。大きな胡桃の樹が何本もある。

白山にちなんで、ケーキは「和栗のモンブラン」を食べた。美味しい、中からクリームが出てくる。栗の味の衣を着ているような姿。幸せ~

のんびりしている場合ではない。kenを学童まで迎えに行かなくてはならない。白山を見ていて喫茶店で沈殿していてはいかん。4時過ぎるとほんのりピンクに染まるのだが。

kenを迎えに行って、なぜか車の中で山の遭難の話になって、彼は車の中で実況中継を始めた。「まさこさんは、夜帰ってきませんでしたが、朝になって帰ってきました。髪の毛が曲がっていて、本人は寝ぐせだと言い張っていますが、本当は山の中でくしゃくしゃになりました。」何で即興でそんな話ができるのか。「??」思わず髪の毛を撫でてみた。なんのこっちゃ・・。よく分からないけど、久しぶりにガハハハッと笑えた。

帰るとお兄ちゃんがいて、わたしとkenを上から見比べ、「ばぁば、また背が低くなった?」「低くならんよ。ふたりが大きくなったんやわ」ほんとに会うたびに大きくなっていく。そして、会うたびに「低くなった?」と、言われる。完全に見下ろされた。成長していくのは楽しみだ。わたしの場合は成長し損なったのか。


白山おっかけ

2019-01-30 | 山歩き

母が風邪気味で、父の見舞いと入院費の支払いに行った。あまりに天気が良いので、山へは午後から行くのは良くないので、中央公園を歩いた。久しぶりの天気のせいか、駐車場には車が結構止まっていた。

ひとりで歩いていると、弓道をしていたMさん夫婦にばったり会って久しぶりに話をした。夫婦で定年後に弓を始めて、今はゆっくり過ごしている。もう82才になられたそうだ。桜の木の下で夫婦での写真を撮らせてもらった。

「なかなか夫婦で写真撮らないでしょう。」と、言うと「とらん、とらん」と、笑っていた。「まさこさんも大変やったね」と、言われた。「年賀状に白山に登ったって書いてあって、良かったわ~と言うとったんや」とのこと。このお二人こそ「いい夫婦」だと思う。「お元気で」と、別れた後、ひとりで散歩がてら白山を撮り歩いた。

わたしもMさん夫婦のように、殿と一緒に年をとりたかったなぁと少し思った。