毎朝「虎に翼」を楽しみに観る。
その中で嬉しいものを見つけてしまった。
寅ちゃんが働いていた弁護士事務所で、雲野役の塚地さん(ドランクドラゴン)が、本を手にしていたのが「改造」だった。
仕事で、昭和の初めの本の整理をしていて、文芸や改造はなじみ深いが、通常はだれの目にも触れない本である。
しかし、それをちゃんと登場させるあたりは、やはり「NHKなんで」と、ウッチャンの科白を口にしてしまいそうだ。
「改造」は、そのころの時事や事件などを載せてある。
「鎌倉殿の13人」での、カーボンの弓は仕方ないとして、本については小道具の方々がよく勉強されていると思った。
ドラマの中で不自然なものに気づくのは年をとったせいで、そこにこだわるわけではないが、少し気持ちが引いてしまう時がある。
例えば、昭和の初めの恋文が横書きだったりすると、この時代に筆で横書きの文を渡すだろうか?とか。
けれど、時代についていかないと、買い物も出来ない今日この頃だ。
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