まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

京都へ

2017-05-05 | 弓道

恒例の京都中央審査受審のために京都へ出かけた。

ゆっくり出かけて、昼を京都駅で済ませて宿泊所へ行く予定。

電車の中からも山が気になり、あれは登れそうか、谷が多くて迷いそうとか、どこの山かどうかとか見ていた。

最近は崩れも崩れて、稽古に矢数をかけるのをやめて、ここ一週間は、稽古に行っても2射か、多くて6射しか引かないことにした。数を引くとだんだん焦り的中に走ろうとするからだ。

さて、京都には高いものと言えば、京都タワーで、駅では伊勢丹。上の方で食事をしようとエスカレーターでどんどん上がりながら、弓と荷物を持ってこんなとこまで上がるだろうかと自分でも変だと思いながら、高いところにあるレストランに到着。

人はすごいものを作ってしまうのだなあと感心しながら、高い所を目指していく。「豚もおだてりゃ木に登る」って、あったっけ、誰にもおだてられた訳でもないのに高い所に登りたくなるってどうよ。こうやってみると、蟻のような人間たちよ、みんなそれぞれ目的があってせかせかと歩いているんだなあと、自分も含めてご苦労なことだと思った。

この木は、ビルの高い所に無理矢理植えられ、電飾で飾られて可哀想だ。山に伸び伸び生えている木を見ると気持ちがいいが、この木を見ると気の毒な気がする。

さて、食事を終えて西本願寺までタクシーで行く。今までおかかえ運転手つきだったので、方向も距離も知らない。タクシーの運転手は、たくさんの観光客の中で、荷物と長い弓を持った人は敬遠している様子が分かる。

タクシーに近寄って自分で前のドアを開けて弓を突っ込むのである。運転手は嫌がっているんだろなあ。どう見ても嬉しそうには見えない。トランクも開けないし、前に載せようとすると、「気を付けてください。そっと持ち上げて。」と、車を傷つけないでと、はっきり言われた。西本願寺まで700円。近いので不機嫌になるはずだ。この次は歩くことに決めた。

荷物を置いてから、平安神宮のそばのみやこめっせまでタクシーで行くと1850円だった。ひょーー、往復したら加賀温泉までの特急乗車券より高くつく。友達が審査を受けているのを見てから帰りはバスで帰った。230円だった。もう皇室のような暮らしをしているわけにはいかん。いくら雅子でも。

さて、この後、6時の待ち合わせに、さいたまの友達のホテルまでちゃんと行けるのか。

 


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