西本願寺のツツジは見ごろだった。タクシーの運転手に「花が見頃ですね。」と、言ったが完全に無視された。山に登ると、知らない人でもすれ違う時挨拶をする。車にたったふたりでも言葉を返さないって不思議。きっと、小百合を乗せた緊張感から言葉を返せないのだろう。
先日、弟たちが帰省してきたときに、実家で4時間の歌の番組をやっていた。橋幸夫と吉永小百合が出ていて、懐かしい・・このころ私は小学生だった。とっさに「あらぁ、わたしが出てる。」と、言ったらすかさず弟の嫁が「ねえちゃん、いつから違ってきたん・・。」と、言う。やっぱ少し違うか・・。
話がそれたが、常に執事と運転手がいたということを改めて思った。何年も同じ場所に行っているという油断と、準備不足と出たとこ勝負で生きてきたわたしはいつも失敗を重ねては懲りない。で、バスで岡崎から烏丸五条まで戻って、西本願寺へ着き宿で一休みしてから、今度は裏道へ行って島原口から四条烏丸へ行く。バスから降りたらどっちへ向けばいいか分からなくなった。ケータイで調べればすむだろうが、それより人に聞いた方が早い。予定より早く着くことが出来て、時間があるので京都芸術大学の中にある喫茶店で一休みした。
さいたまのS子先生のホテルに5時半に無事到着。その後、S子先生と静岡のIさん夫婦と食事をする。話は大いに盛り上がり、生ビールを飲んで最近の不調の話をしていたら、「とにかく大きな弓を引くのよ・・」と、言われ、どこかのだれかもそんなこと言っていたなあと思いながら、翌日の審査に影響しちゃいかんからと、すでに影響しそうな状態で手遅れだが帰ることになった。みんなでバス停まで送ってくれた。しかし、みんなも酔っているとみえて、どっちの方向だっけ・・となってバスが来て「訊いてみたら?」などというので、大きな声で「西本願寺へ行きますか?」と、訊くと「反対側~」と、返事。
ていねいにも、反対側までみんなで送ってくれて、「じゃあまた来年。」と、言うと「草津の別荘へおいでよ。」と、言われた。そうだった。誰の別荘だっけ・・誰かの別荘に道場があるって言ってたっけ。いや、どっかの道場で稽古して別荘に行くのか?どこか遠い世界の話と思って真剣に聞いてなかった。「是非に。」と、半分ぼやっと返事してバスに乗った。
明日はどうなるんだろう。
弓道をずっとされていて素晴らしいです。
ありがとうございます。
綺麗で天気も良く、西本願寺におしゃれなお食事処が
あって驚きました。
去年も行きましたが、知りませんでした。
来年も宿の予約をしました。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/04/silence-taxi_n_15819650.html
京都ではないが、昔名古屋で「いかに名古屋は観光地の自覚がないか」「魅力のない名古屋市という市民の意識が魅力を亡くしている!」と「クドクドボヤキタクシー」に乗ったことがあってあれは参りました。
そういうのってあるんですね。
わたしの乗ったのはそういうのではなかったです。
乗務員からのお声掛けを控えています。
お気軽にお声掛けくださいって。
まあ、最初からそういうことなら話をしませんが、
ひとりで出かけて、一日中話をしないのも寂しいもんです。