今年は、頂いた和紙人形を飾った。
娘たちにも好評で、すごい豪華な衣装や!!と言われた。
作り手のこだわりが溢れている。
人形はどれだけ眺めても飽きない。
和紙の重なり、それを選んだ時の気持ち、手をかけて仕上がったものはわが子のような気持になるものだ。
そして、それを飾る時間は、楽しい遊び時間になる。
こうかな、こうかなと考えているうちに愛着がわいていく。
ひな祭りは女の子の行事と言ったら、今の世の中では不適切な言葉となるのだろうか。
生きにくい世の中になったものだ。
男女の差別はいかんというけれど、男女の区別はあるよね。
駄目なものはダメと言えない裏金グループの方がよっぽど不適切である。
美しいものを美しいと言い、大切なものを大切と言う。
子供の成長を祝う。季節を祝う。今日の無事を祝う。
それはいいことだと思う。
雛人形はそんな気持ちを持たせてくれる。
実は、弓道をしている方のお母様が作られたものです。
そのように思われたのなら、お母様が息子を愛おしく思われて作られたのかも。
ご逝去され、遺作を頂きました。
素敵な立ち雛ですね。
弓道をしています、とのこと。
おびなの姿が、弓を引いているようです。
制作者が弓道を嗜んでいらっしゃるのでは。
めびなをいとおしく思う心情も見えて、
銘品だとおもいます。