お茶の稽古が休みだったので、一緒にお茶を習っているNさんが、大聖寺の能楽堂で能の稽古をするというので見学させた貰った。
能楽堂には始めて入るのだが、カーテンを開けて稽古をすると外から全部見えるのだ。
この日の稽古は「鶴亀」と、「羽衣」
加賀宝生は有名だが、能の舞を実際に観たのは、20年ほど前に殿と弓道の先輩夫婦と菅生石部神社の「薪能」を、観た時以来だ。
稽古だが、真剣な舞。
謡いながら舞いながら生徒のさばきを指摘する先生はすごくかっこよかった。
なぜかステンドグラスと、天井のトトロが不思議感あるけれど。
鼓は手が痛くなる・仕舞は体幹が鍛えられる・謡曲は肺活量が要る、という感想でした。
それは、良い体験をなさいました。
芸事は奥が深く、並々ならぬ稽古がいるということですね。
だから観る者に感動を与えるのかもしれません。
人に感動を与えるほどのことは、そうそうできることではないですね。
それを、体験でき、拝見できることも貴重だと思います。