うちの猫は、娘が拾ってきた。
居酒屋で協議してつけた名前が
「吉四六」で、通称「チョム」という。
よく病気をするので、診察券には正式名称「吉四六」
と、書いてあるが、馴染みの看護婦さんは
「チョムちゃん」と、呼んでくれる。
その猫。高いところへほいほい登るが、われに返って
降りられないと、ぎぇーというように鳴く。
今日も、二階の窓から出て、下にいる私たちを見つけて
下屋まで降りてきて、下を覗きこみ
降ろしてくれーと、鳴く。右往左往して鳴き続ける。
放っておくと、ちゃんと二階の窓から入って、階段の上で
まるで狐の毛皮を放り出したように、長くなって寝ている。
どうみても、野性味は感じられない。
自分を家族の一員と思っているようだ。
こちらも、病弱な分可愛がり、主人は「チョム王」と、呼んでいる。
あまり学習しない様子・・・ま、そこが面白いのですけどね♪
さすがの「チョム王」も、孫王には勝てません。
たびたび訪れるときは、なりを潜めています。
遠慮がちになっています。