12月に入って、日曜は弓道でつぶれ、土曜も仕事、23日も仕事。やっと今日、一日休みが取れた。天気が良いので急に思い立って山へ行こうと思った。Mちゃんが、鞍掛山は長靴でも登れると言っていたっけ。雨上がりの午後、空はどんどん明るくなる。
KOさんに滝ケ原の登り口を教えてほしいというと、一緒に行ってくれるというので1時半出発。車で追いかけながらどんどん山へ入って行くに従い林道が深くなる。山へ登るには山へ入って行かなくてはならないことを改めた思った。登山口を探していたら遅くなるので、案内を頼んでよかった。駐車場には4台の車が止まっていた。1時50分。西ノ谷登山道を勧められる。右へ。
ぬかるんでいる林道を行き、KOさんはいちばん右側の道を行くようにと言って帰った。午後は寒くなるので、30分登って30分で戻って3時過ぎには下山して電話するようにと約束した。何しろ、前に家族で塔尾から登ってプチ遭難したのだから、ひとりで登って降りられなかったら大変。しかし、滝ケ原からなら登山者もいるし、道も整備されているので大丈夫だろう。一番右の道は尾根伝いで登りやすいのではとのこと。この分かれ道が運命の分かれ道。
ひとりでとことこ歩き出す。
尾根なんてないじゃん。谷川沿いだ。
谷の上の岩を通り、丸木橋?長靴で滑ったら川に落ちるかも。嘘やろ。この辺は道らしい道もなく不安になる。ここで引き返すことにした。空も暗い。
ぬかるんだ道を降り、林道の暗い中をトボトボと歩いて、2時20分。もう帰ることになるとは。
さっきの右へ行った道まで戻った。ちょっと左へ行ってみよう。ここから20分行って戻ることにした。
階段や岩が急だが、道がはっきりしているし、この階段を登っている限り道を間違えないはずだ。
木が低くなり空の明るさが戻ってきた。
登りはきついが、景色がどんどん良くなっていく。
舟見平まで行ったら戻るようにと言われた。ここがそうだ。では、一体さっきの道は何だったのだろう。2時50分。
あの、親父の頭みたいのが頂上なのだろうが、今日はここまで。
こんな急坂を登ったのだ。足の長さが問われる階段の高さだった。
マップを見ながら、過去に加賀とのお登山道から登ってどう降りたのか不思議に思う。いずれ謎解きをしたいとは思うが、本日は短時間で北陸の天気の悪い冬の合間をぬっての舟見平までのコースは、ひとり短時間昼下がりコースとしてはよしとしなくてはならない。確かに長靴でないと登れないぬかるみだった。
3時を過ぎたので、下山前に電話した。KOさんはやたら自分の不案内を詫びていた。大丈夫。階段が整備されていたので、迷いようがない。次回は朝から登って頂上まで行きたいと思う。
大聖寺からも見えますが、高校時代列車通学をしていて動橋辺りで見る鞍掛山が一番でした。女性的な尾根線稜線が美しく印象的です。
案内人が大事なのかもしれません。
今では、迷いにくくなっています。
わたしのように、おかしな行動をとる方が少ないのかも。
それでも、怖くて引き返して良かったです。
そのまま行くとほんとに遭難するような山に迷い込みました。登山道を普通に行けばよいのだと思います。だれでも、小学生でも登れるとよく言います。でも、迷うときは大人でも迷うのだと思った方が山に対して慎重になって良いかと思います。
トレーニングがてらに何回も行って、ちゃんとコースも把握できるようにしたいです。
南加賀では遠足にはもってこいの山なのですね。
最近ではスズメバチの出現などで、遠足も難しいようです。
その点、冬の晴れ間の登山は、蜂もいませんし、熊も冬眠するので良いような気もします。
でも、暖かい今日この頃、ほんとに熊は冬眠しているのでしょうか。
http://www4.nhk.or.jp/100yama/x/2017-01-12/10/66038/2634139/
ところで丹沢で私も引き返したことがあります。丹沢はとても広く、よく行くところは整備され人も多くて心配ありません。引き返したのは、標識が少ないコースで、人に殆ど出会いません。登山道が途中でなくなり、おかしいと思い分岐点をしばらく探しましたが見つかりませんでした。多分、登山道が草に覆われていたのだと思います。歩き始めて5時間目に断念。引き返し最終バスに漸く間に合いました。そのバスには数人乗っていましたが、全員と途中で会っていて私の計画を知っていたので、再会する予定でない私に会って皆心配してくれました。
その直後に本屋で「やってはいけない山歩き」(野村仁 青春新書)を買って読みました。この本によると遭難事故は簡単に起こるそうです。白山に登るなら読むことお奨めします。よい案内人がいれば心配ないと思いますが、良い本です。
遭難です。シャレでなくほんとに遭難は低い山とかにかかわらずあるようです。
地形図とコンパスは持ちなさいと、友達に教えられました。装備はやはりあなどれない。
一応、方位磁石と簡単な地図を持ちましたが、
地形図でないと意味がないようです。
ありがとう。白山の放送を見逃しました。
再放送を楽しみにします。
白山は道迷いはないだろうと思いますが、長時間なので
慣れた友達と行くのが良いかなと思っています。