月2回の土曜午前中は、お茶の稽古。
今日は「置き柄杓」と、「切り柄杓」を習った。
置き柄杓は、湯を汲んだ後釜の口に柄杓を置くときの扱いで、弓道で「弓に矢をつがえる形」からきている。
切り柄杓は、抹茶を点てる時、茶碗にお湯を半灼入れた後、残りを釜に戻して柄杓を置く際に行う扱いで、弓道の離れの形からきているとされている。
引き柄杓は次回のお稽古に。
先生は毎回、床の間の茶花と掛け軸に趣向を凝らし、夏点前の蓋つきの水差しなども涼しげ。
「今日は立秋ですね。」あ、そうだった・・・まだまだ暑いけれども。
床の間の掛け軸は、「滝」と、言う字が書かれていて、その瀧がずっーーと
流れているようで素晴らしい。
墨のかすれが、水のはじかれた様子だった。
三千丈の滝とのこと。三千・・・・すごい。
今回、お稽古にTシャツでも懐紙が入れられるように、胸にポケットをつけていき、先生に褒めていただいた。
普段着でのお稽古で、ベルトに挟んでもいいのだが、何か工夫ができないかと考えた。
さて、午後は弓仲間と道場へ。
暑いのに和服を着た。襷をかけたら、下着の袖が肌にへばりついて、まるで牛若丸と弁慶のいでたちの、弁慶の袖まくりみたいになってしまった。
この射では、まだまだですな。
それでも、県内の施設の使用制限がある中、なんとか稽古が出来て喜ばなくてはならない。
オリンピックでは、難度の高いいろいろな競技があるのを観るにつけ、弓道はなんと単純で、辛気臭いことか。
その単純さゆえに人が如何に迷い、要らぬ力を加えて複雑にすることか。
改めて、自分の不甲斐なさに冷や汗も加わる。
家にいると何もしたくないほど暑いのに、みんなと道場にいると元気が出るのは何故か。
本日、ふたつの道をしました。
400年前殿様が藩の軍事力強化で農民に奨励
的の大きさ、矢の長さ、的までの距離が全て4.5
昭和50年に450人が参加する町の大会は道路を挟んで行われ「おおらか」で
弓道とは似ても似つかない
そして現在はスポーツ化しアーチェリー的
のどかなお祭りには、弓が活躍しますね。
鳴弦は悪魔祓いであったりもします。
アーチェ―リーは弓道が進化したものではないので、全く和弓とは別の物で、それは道というものではないですね。
当てっこです。
スポーツクライミングやボルダリングと、登山が違うような感じですね。