すっかり元気になると、動かないことが罪悪のように思える。
つらい時はTVを観ながら半眠りになっていたのに、本が読めるようになると、これは殆ど回復の兆し。
そして、庭を眺めたら、金木犀の頭のてっぺんが気になりだした。
まるで、オバケのQ太郎みたいな毛が3本みたいな。なんと古い例えか。
脚立を持ってきたが、どう考えても上の方は無理だ。
仕方なく、下の方の余分な枝を切っていたら、近所のM氏が通りかかり
「上の方が気になるけど、無理やね」と、話していたら
高枝ばさみを持ってきてくださった。
「貸してあげるし、ゆっくりどうぞ」
身体ごと借りたい心境だったが、そうもいかない。
柿を採るときしか使わないものと思っていたが、よく考えたら枝を切るものだった。
上を向いて、両手を伸ばしているとだるくなる。
とりあえず長いものだけは切り取れた。
久々の外の空気はいいものだ。
40代くらいの女性が「浄化槽の点検に来ました」と、言って裏へ回ろうとしたので、「あ、ちょっとお待ちを。大丈夫やろか。コロナになったので危険かもしれんよ」と、その方へ移りはしないか、なんと危険な職業か心配になった。
その方は明るく言った。「だいじょぶです。2回なりました、アハハ」であった。逞しい。
コロナは人を強くする?
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