友達と取立山へ行く。先日、白峰村の「白山高山植物園」(西山)へ行った時と同じ方向で、谷トンネルを抜けて東山いこいの森から登る。
車は3台停まっていて、若い女の子2名と一緒になった。彼女たちは大滝の沢から登るという。わたし達は、林道から登り、大滝の方から下りるというと「大丈夫ですか?」と、いぶかるかんじだった。しかし、取立山で昼ご飯を食べて、最後に大滝でおやつという計画は変えない。
10時45分に登山口に到着。トンネルが苦手で14個ほどあるトンネルを越えて1時間40分くらいの運転をしたら、それだけで体力のないわたしは疲れが出たようで、いつもより足取りが重かった。長い間、お嬢様生活で、運転手付きという環境にあったので、友達を乗せて遠出をするというシュチュエーションは今までになかった。先日、K子さん達と西山へ行くことが出来て少し自信がついていたものの、谷峠は若干遠かった。
いざスタート。初めての山はドキドキ、わくわく。この年(どの年?)になったら、ときめくことが少なくなるというが、山となったらときめくのである。
約1時間半で頂上に着き、あらかじめ切ってきた野菜(人参、玉ねぎ、ブロッコリー)を、コンソメで煮て、仕上げにホタテの貝柱の缶詰を投入。美味しすぎて、撮るのを忘れていた。
あつあつのスープとおにぎり。前日に実家で採れた筍を煮たのを持ってきた。山での食事は、べき乗倍に美味しいのである。30分の昼食タイムを終えて、こつぶり山に向かう。途中、取立山避難小屋を通過。
白山を拝んで、尾根道へ向かう。
石がごろごろしていて歩きにくい。浮石を踏んで転びそうになる。
天気が良いので汗が出て、大滝に着いたときは、滝のミストが気持ちよかった。確かに、大滝が見えてからの道はよじ登るには良いが、下りるには急で、岩にへばりつかなくてはならなかった。すれ違う人ばかりで、わたし達と同じ方向から登る人がいなかった理由は、この踏み外したら体中ずる向け状態になりそうな岩登りを知っているからだろうと思う。しかし、友達の提案でもある爽やかな滝でのおやつは正解だった。熱い紅茶と、先日吉野の里で買った大判焼きを冷凍して持ってきた。自然解凍し丁度食べごろ。
大判マウンテン。(餡子山)
帰りに、苔の石に乗ってしまって滑った。何回かバランスを崩す場面があった。この日は、始めにテクテクと速く歩いたせいか、途中で足が前へ出ない時があった。大滝でゆっくり休憩をしてから蘇り、無事下山。15時15分に駐車場に到着。
花や昆虫を撮ることもできて楽しかった・・
今年は白山は開山1300年で、首都圏にいても時々関連したニュースが聞こえてきます。きっと郷里は賑やかでしょうね。
是非とも安全で楽しい登山をお続けください。私も楽しく読ませていただきます。ありがとう。
雨女です。姑が晴れ女で、同じ日に老人会の旅行が、
ホワイトロードだったのでした。
途中まで同じ方向でした。
帰ってから、白山がきれいやったねとお互いに言い合いました。