同窓会の往復はがきを150枚作成し、宛名を役員が集まって間違いないか確認し、通しナンバーを記入してもらって投函した。先生方には封書で案内を出した。中学3年のときは8クラスだったので、当然8人の先生に出すのではあるが、わたしたちがおじじ、おばばになったのである。先生方も全員お元気というわけではないようだ。
早速、返信がぽつぽつときたが、早い返事は「欠席」と、「あて所に尋ねあたりません」との戻りだ。しかし、この文は奇妙だ。あて所に到着しなかったのはわかるが、「尋ねあたりません」とは、日ごろ使わないなあと戻った往復はがきを見ながら、この人はどこへ行ったのだろうと、また友達に尋ねなくてはならない。ああ、そっか・・・だから、「尋ねあたりません。」なのだ。郵便局も少しは尋ねてくれたのかね。
わたしたちは、1学年320名いたのだ。オリンピックの年に同窓会をして、今年で6回目。第1回目は110名だった。年々減って5回目は49名だった。過去5回に1回でも参加してくれた人に出すということを役員会で決定し、今回は150人出すこととなった。言い換えれば、1度も来なかった人には出さないということだ。果たして、今年は何人の参加となるのか。
郵便局で通帳の名義替えをするために、規約をT君が作ってくれて、わたしは印鑑と免許証を持って「ショウワ〇〇ネンドキンジョウチュウドウソウカイ」と、長々しい名義を何回も書いて、フリガナをカタカナで書くのに汗をかいた。でも、今までやってくれた友達がいたのである。
イベントごとは、やはりみんなの協力が必要で、その為に何回も集まっているうちに前より一層仲間意識が高まる。
それにしても、4年の間にバツイチの同級生が結婚したことが、今回判明した。驚きである。素晴らしい。わたしたちは、もう今以上の親戚関係は作りたくない・・のである。まして、結婚は考えられない。若々しい同級生に乾杯。