リシケシやハリドワール、バラナシなど聖地と呼ばれる場所には、
サドゥーとかババと呼ばれる修行者がたくさんいる。
こう言った観光地の人目に付く場所にいるサドゥーやババは、
本物ではなく観光用サドゥー、観光用ババである。
本物の修行者は人目に付かない山奥で、
俗社会とは離れて修行しており、
このような場所にはいないものである。
中には、何年間かの修行を終えて、
人里へ降りてきている者もいるようだが、
人目に付く場所にいると言う事は、
俗社会との縁が切れなかった人達であろう。
麻薬に溺れている者、物乞いをする者、
このような人々とはあまり関わらない方が良い。
ニコヤカに手を振る写真のこの男は、通称サイクル・ババ。
何故か解からないがピカピカの自転車を持っているので、
私たちの間ではそう呼んでいた。
居住地はベド・ニケタンへ向かう路上である。
自炊をしているようで、よく鍋でチャイやカレーを作っていた。
彼らとは深く関わらなければ問題はないので、
何を作ってるのか?とか聞いたり、挨拶程度はしていた。
オレンジ色のクルタを身に付けているババが多い中、
彼は珍しく黒色の服を着ていたが、
これは修行をした宗派で決まるそうで彼の宗派のカラーだそうだ。
サイクル・ババもそのへんのインチキ・ババと同じく、
通りかかる旅行者によく金の無心をしていた。
中には金や食料を恵んでやる人もいたが、
彼らは周辺にある寺院に行けば無料で食事にありつけるのだ。
リシケシでは寺院が持ち回りで炊き出しを行っており、
私も何度かチャイや食事を振舞っている場面に出くわした事があった。
私の知人で物好きにもサイクル・ババから、
町に行く為に自転車を借りていた人がいた。
いくらだったかは忘れたが、もちろん有料だった。
よせばいいのにその知人はちょくちょく、
このサイクル・ババに小銭や食料を渡したばっかりに、
リシケシのいろんな場所でいろんなババ達から、
「俺にもよこせ。」とねだられる始末。
本当にキリがないので、喜捨には気をつけたい。
なおこのサイクル・ババはお酒が好きなようで、
喜捨されたお金は全て酒代に消えている模様。
≪ 関連記事 ≫
【インドの人々】 ~ リシケシ ~
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サドゥーとかババと呼ばれる修行者がたくさんいる。
こう言った観光地の人目に付く場所にいるサドゥーやババは、
本物ではなく観光用サドゥー、観光用ババである。
本物の修行者は人目に付かない山奥で、
俗社会とは離れて修行しており、
このような場所にはいないものである。
中には、何年間かの修行を終えて、
人里へ降りてきている者もいるようだが、
人目に付く場所にいると言う事は、
俗社会との縁が切れなかった人達であろう。
麻薬に溺れている者、物乞いをする者、
このような人々とはあまり関わらない方が良い。
ニコヤカに手を振る写真のこの男は、通称サイクル・ババ。
何故か解からないがピカピカの自転車を持っているので、
私たちの間ではそう呼んでいた。
居住地はベド・ニケタンへ向かう路上である。
自炊をしているようで、よく鍋でチャイやカレーを作っていた。
彼らとは深く関わらなければ問題はないので、
何を作ってるのか?とか聞いたり、挨拶程度はしていた。
オレンジ色のクルタを身に付けているババが多い中、
彼は珍しく黒色の服を着ていたが、
これは修行をした宗派で決まるそうで彼の宗派のカラーだそうだ。
サイクル・ババもそのへんのインチキ・ババと同じく、
通りかかる旅行者によく金の無心をしていた。
中には金や食料を恵んでやる人もいたが、
彼らは周辺にある寺院に行けば無料で食事にありつけるのだ。
リシケシでは寺院が持ち回りで炊き出しを行っており、
私も何度かチャイや食事を振舞っている場面に出くわした事があった。
私の知人で物好きにもサイクル・ババから、
町に行く為に自転車を借りていた人がいた。
いくらだったかは忘れたが、もちろん有料だった。
よせばいいのにその知人はちょくちょく、
このサイクル・ババに小銭や食料を渡したばっかりに、
リシケシのいろんな場所でいろんなババ達から、
「俺にもよこせ。」とねだられる始末。
本当にキリがないので、喜捨には気をつけたい。
なおこのサイクル・ババはお酒が好きなようで、
喜捨されたお金は全て酒代に消えている模様。
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