シリーズの12作目で日本語版としては4作目に当たる、
2009年に翻訳された「前夜」は、
軍隊時代の29歳のリーチャー少佐が書かれている。
1989年の年末に突然命じられた異動、
そして赴任した途端、
よりによって大晦日に少将の心臓発作の報が届く。
次いで少将婦人が撲殺され、次々に軍人が謎の死を遂げる。
部下と共に点と点を結び、隠された原因を追求し、
ヨーロッパとアメリカを目まぐるしく移動しながら、
大きな権力に立ち向かっていく。
途中、フランス人の母親と3歳年上の兄も登場し、
フランスに住む余命幾ばくもない母親を気遣いながらも、
強靭な肉体と精神力で謎を解くべく勇敢に行動する姿が見える。
また母親の死に際して、
母親の子供の頃の驚くべき秘密を知る事になる。
軍隊と言うのは特殊な感じがするが、
会社と同じで命令には絶対服従である。
昇進する為には必要に応じて嘘もつかねばならない。
リーチャーの性格からして大変であったろうと思う。
事件の動機がその時代の各国の情勢や軍隊や国防に関する事なので、
日本人である私にはピンとこない部分もあった。
もしかするとこの一件で組織に対して嫌気がさし、
しばらくして彼は退役したのかもしれない。
その事はまだ明確にされていないので、
「キリング・フロアー」「反撃」と読み進んでみたい。
リーチャーは1960年10月21日ベルリン生まれ。
家族構成は海軍の軍人であった父親(故人)とフランス人の母親、
3歳年上の兄と言う設定だが、この「前夜」では母親が亡くなった。
兄の死因についてはまだ読んでいない作品内で明らかになるであろう。
私より年上であるが、天涯孤独である事にも、
私が惹かれるところがあるのかもしれない。
≪ 関連記事 ≫
アウトロー(原作本)。
ジャック・リーチャー・シリーズ「警報」。
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2009年に翻訳された「前夜」は、
軍隊時代の29歳のリーチャー少佐が書かれている。
1989年の年末に突然命じられた異動、
そして赴任した途端、
よりによって大晦日に少将の心臓発作の報が届く。
次いで少将婦人が撲殺され、次々に軍人が謎の死を遂げる。
部下と共に点と点を結び、隠された原因を追求し、
ヨーロッパとアメリカを目まぐるしく移動しながら、
大きな権力に立ち向かっていく。
途中、フランス人の母親と3歳年上の兄も登場し、
フランスに住む余命幾ばくもない母親を気遣いながらも、
強靭な肉体と精神力で謎を解くべく勇敢に行動する姿が見える。
また母親の死に際して、
母親の子供の頃の驚くべき秘密を知る事になる。
軍隊と言うのは特殊な感じがするが、
会社と同じで命令には絶対服従である。
昇進する為には必要に応じて嘘もつかねばならない。
リーチャーの性格からして大変であったろうと思う。
事件の動機がその時代の各国の情勢や軍隊や国防に関する事なので、
日本人である私にはピンとこない部分もあった。
もしかするとこの一件で組織に対して嫌気がさし、
しばらくして彼は退役したのかもしれない。
その事はまだ明確にされていないので、
「キリング・フロアー」「反撃」と読み進んでみたい。
リーチャーは1960年10月21日ベルリン生まれ。
家族構成は海軍の軍人であった父親(故人)とフランス人の母親、
3歳年上の兄と言う設定だが、この「前夜」では母親が亡くなった。
兄の死因についてはまだ読んでいない作品内で明らかになるであろう。
私より年上であるが、天涯孤独である事にも、
私が惹かれるところがあるのかもしれない。
前夜(上) (講談社文庫) | |
リー・チャイルド | |
講談社 |
前夜(下) (講談社文庫) | |
リー・チャイルド | |
講談社 |
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アウトロー(原作本)。
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