![]() | がんはスピリチュアルな病気 ― がん患者と愛する家族のための心と体の処方箋― |
ジョン・ロバート・マクファーランド | |
ハート出版 |
マーキングした1週間後から治療は始まった。
すでに入浴等で印が落ちていたので、
放射線治療台の上で改めてマーキングされた。
今度は、身体の側面に縦線が1本づつ、
そして左胸に四角い枠が書かれた。
これは3日位でおちてしまうので、その度に書かれる。

天井から出る緑色の光線と身体のマークを合わせて照射が始まる。
照射中は「ビーーーー・・・。」「ビーー。」と言う音が鳴っており、
右上からと左下から、約20秒と2秒、各2回照射される。
私の場合、1回2グレイの照射を25回受ける。
平日5日間連続で行い、土日祭日は休みである。
治療に際しては毎日事前に問診票を記入し、
検温と血圧、心拍数を図る。
気になる副作用であるが・・・
放射線量が蓄積されてくるに従って、
5回目から左胸の皮膚が赤く日焼けしたようになってきた。
右胸に比べると熱を持っているようで、
一部分であるがヒリヒリとする感覚もある。
とりあえず常温でひんやりする冷却材を当ててみると、
快適な状態になった。

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それから皮膚がダメージを受けているのだろう。
下着などの擦れにも敏感になってきた。
左胸も若干硬くなってきたようにも思う。
週に一度、放射線科の医師による診察があるのだが、
その時に塗り薬を処方してもらい塗ったらヒリヒリ感は消えた。
この薬は放射線治療の前に塗ってはいけないらしい
人によっては痒みが起こる場合もあるが、
このような症状は徐々に消えるそうだ。

わずかな影響を与える可能性があり、
100人に1人の割合で治療後1~6ヶ月の間に肺炎、
1000人に一人の割合で心筋梗塞が起こるらしい。
また放射線治療は同部位に対して1回しかできない。
人体に影響を与えない範囲の放射線の量が決まっており、
それが50~60グレイであるからだ。
すなわち今回、左側の乳房に当てるので、
将来、左側の乳房や左肺に癌が見つかった場合には、
放射線治療はできないと言う事になる。
治療に際しては、この辺も理解しておく必要がある。


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