カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

闘病日記(放射線治療中)。

2013年05月18日 19時45分59秒 | 病気 / SICK
がんはスピリチュアルな病気 ―
がん患者と愛する家族のための心と体の処方箋―
ジョン・ロバート・マクファーランド
ハート出版

マーキングした1週間後から治療は始まった。

すでに入浴等で印が落ちていたので、
放射線治療台の上で改めてマーキングされた。
今度は、身体の側面に縦線が1本づつ、
そして左胸に四角い枠が書かれた。
これは3日位でおちてしまうので、その度に書かれる。

 治療台に仰向け寝てバンザイの姿勢で両手を上げる。
天井から出る緑色の光線と身体のマークを合わせて照射が始まる。
照射中は「ビーーーー・・・。」「ビーー。」と言う音が鳴っており、
右上からと左下から、約20秒と2秒、各2回照射される。

私の場合、1回2グレイの照射を25回受ける。
平日5日間連続で行い、土日祭日は休みである。
治療に際しては毎日事前に問診票を記入し、
検温と血圧、心拍数を図る。

気になる副作用であるが・・・
放射線量が蓄積されてくるに従って、
5回目から左胸の皮膚が赤く日焼けしたようになってきた。
右胸に比べると熱を持っているようで、
一部分であるがヒリヒリとする感覚もある。

とりあえず常温でひんやりする冷却材を当ててみると、
快適な状態になった。
              
常温冷感 New3wayエコクールマット
サンファミリー
株式会社ニーズ


それから皮膚がダメージを受けているのだろう。
下着などの擦れにも敏感になってきた。
左胸も若干硬くなってきたようにも思う。

週に一度、放射線科の医師による診察があるのだが、
その時に塗り薬を処方してもらい塗ったらヒリヒリ感は消えた。
この薬は放射線治療の前に塗ってはいけないらしい
人によっては痒みが起こる場合もあるが、
このような症状は徐々に消えるそうだ。

 左側の乳房に放射線を当てるとその裏側にある肺と心臓にも
わずかな影響を与える可能性があり、
100人に1人の割合で治療後1~6ヶ月の間に肺炎、
1000人に一人の割合で心筋梗塞が起こるらしい。

また放射線治療は同部位に対して1回しかできない。
人体に影響を与えない範囲の放射線の量が決まっており、
それが50~60グレイであるからだ。
すなわち今回、左側の乳房に当てるので、
将来、左側の乳房や左肺に癌が見つかった場合には、
放射線治療はできないと言う事になる。

治療に際しては、この辺も理解しておく必要がある。

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コメント (5)
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