カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ティンディ~

2021年03月05日 22時04分59秒 | 映画 / MOVIE

2020年の作品、タイトルはマッチングアプリの名前。
ティンダーと言うかなり危ない(遊びメイン)アプリのもじりかな。

これも「Royal Stag Barrel Select Large Short Films」。

  <ストーリー> 

クランティ(ラジェシュ・シャルマ)が口煩い妻シャンモー
(アシュワニ・カルセカル)に送り出されて仕事に向かう。
職場に着いたクランティは同僚ミシュラに勧められティンディと
言うマッチングアプリを知り夢中になる。

そしてモリー(アダー・シャルマ)とマッチングしたクランティは
ウキウキとチャットを続けながら会いに行く。モリーは高飛車で
積極的で、クランティは翻弄されながらもアバンチュールを期待し、
デートを繰り返す。

ある日、モリーはクランティにIDカードを作りたいと
持ち掛ける。クランティはいい所を見せるため、
自分が公務員である事を話しお安い御用だと請け負う。

そしてシャンモーが2日間家を空ける好きにモリーを呼ぶが、
シャンモーが出かける前に到着してしまう。

とっさに訪問販売を装う二人。モリーは持ってきた
荷物を全て売ってしまう。クランティは独身だと嘘を
ついていた事を詫びるがモリーはIDカードを作って
欲しいと言い残して去って行く。

クランティはシャンモーを騙していた事を悔いて、
シャンモーを抱きしめる。

職場でアプリを消すクランティ。タイトルバック・・・
IDカードを入手し笑うモリー。

 モリーはマッチングアプリのデータからクランティが、
 公務員である事は知っており、IDカード作成のために
 マッチングしたのだと思われる。またクランティの年齢から、
 インドでは独身である事は考えにくく、既婚者であると
 解っていたとも思う。そして訪問販売の商品も恐らくは
 最初から売りつける目的で持参し訪ねて行ったと考えるのが、 
 普通であろう。

 マッチングアプリで出会った相手に宗教の勧誘をされたとか、
 マルチ・レベル・マーケティングに誘われただとか、
 国際ロマンス詐欺にあったとか、よく聞く話である。
 インド映画にもこの類のストーリーが増えて来たようであるが、
 くれぐれも「気を付けよう 甘い言葉と なりすまし」。

コメント
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