2021年の作品、タイトルはヒンディー語で「賭け」。
下の写真右:女優スシュミタ・センの長女のデビュー作。
スシュミタには娘が二人いるが実子ではなく養女。
結婚もせず出産もせず養女を迎えると言う・・・・
こう言う人生もあるわね。
さすがに宣伝効果は抜群で、短編映画には珍しく、
たくさんのポスターや宣材写真があった。
<ストーリー>
19歳のディヤ(リーナ・セン)がトイレで煙草を吸っている。
スマホで自分のフォロワーが伸びているのを確認すると、
吸殻をトイレに流し、灰を吹き去り、消臭剤を撒いて、
喫煙の痕跡を消して立ち去る。
吸殻はフィルター部分が水に浮くから流れないと思うんだけど・・・
後、灰をふき取った紙をゴミ箱に捨てたら、バレると思うんだけど、
お掃除は使用人がするからバレないのかな?
リビングでは電話中の父(ラフル・ヴォーラ)と母(コマル・
チャブラ)がもめている。そこへ露出の多いディヤが現れると、
父が小言を言い、母も賛成するが、ディヤは口答えをする。
家計の足しにと母は仕事を始めようとするが、
父に文句を言われて止める。
仲の良い家族ではない様子が見て取れる。
煙草が切れたディヤが外出しようとすると母親に呼び止められ、
買い物を買って出るが母親が出かける。
夜中、ディヤは外部の人間に頼んで煙草を届けさせ、
屋上で一服し始めるが、ライターの音が聞こえた方角へ行くと、
母が煙草を吸っていた。ディヤが話しかける。母は結婚後に
仕事を辞め結婚生活のストレスで煙草を吸っていた。
母娘の会話と共に画面が暗くなり、エンディング・ロール。
すると・・・父が路上で木の陰に隠れ周囲の様子をうかがいながら
煙草を吸っていると言うオチ。
まぁ、これだけである。美人でもないし、
スタイル抜群でもないし、売れるかどうかは・・・。