2020年の作品、タイトルは「別の道」。
他の短編映画と違い名のある監督がコロナ禍で撮った作品。
イムティアズ・アリ監督は「ジャブ・ウィ・メット(2007年)」
「ラブ・アージカル(2009年)(2020年)」
「ロックスター(2011年)」「ハイウェイ(2014年)」
「タマシャ(2015年)」「ジャブ・ハリー・メット・セジャル
(2017年)」などの作品で知られている。
<ストーリー>
結婚式の花嫁レワ(シュリヤ・チョウドリー)と花婿。
撮影に来たカメラマンのアルジュン(パヴァイル・グラティ)に、
レワが気付く。
時間は進み戻す事は出来ないがフィルムは戻す事ができる。
とのナレーションが入り映像が巻き戻される。
結婚式の2日前にレワとアルジュンと出会っていた。
瞬間的に恋に落ちる事もある・・・それは否定しない。
結婚式のたった2日前に初めて会った人と・・・?
インドの場合、結婚は親同士が決める事も多いので、
恋愛結婚でなければ、ありうるとも思う。
森の中で激しく求めあう二人。
フィルムは巻き戻され、過去に遡って進んでいく。
なるほど、こう言う創り方もあるわね。
結婚式場に仕事で訪れたアルジュンがレワを見つけて、
声をかけたのが始まりだった。
あえて結論を出さず視聴者に考えさせると言うのも
アリだとは思うが、個人的には、何が言いたいのか?を
ハッキリ伝えてくれた方が好きだな。好みの問題だけど。
この作品の展開だと、結婚後も不倫関係は続いたんじゃないかな。
夫に知られなければ・・・。
不倫、浮気には断固反対派の私は全く肯定できないけれど。