カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~アーイ・シャパト~

2021年03月29日 21時49分59秒 | 映画 / MOVIE

2017年の作品、タイトルはマラティ語で「母への誓い」。
マラティ語はムンバイを州都にするマハラシュトラ州の言語。
ヒンディー語と近いと言えば近い。

母親に嘘をつくと神様の罰があたる、と言うような言い伝えを、
信じている少年の心の葛藤を描いた作品。

  <ストーリー> 

ある週末、8歳の男の子ソーハムの家に従兄弟のニナード
(アルヤン・ダルヴィ)が両親とやって来た。

空き地でクリケットに興じる少年たち。ニナードがプレーを
ごまかしたため言い争いになる。

帰宅したニナードが叔母に嘘をついたためソーハムは、
叔母に何か悪い事が起こるのではないかと不安になり、
叔母に寄り添って眠りにつく。翌朝、ニナード一家は帰って行くが、
それでもソーハムは叔母の身を案じている。

遊びにも行かず母親に絶えず叔母から連絡がないか問う。
夕方になり母親に叔母へ電話をかけるように頼むが、
電話に出ない事でますます不安になる。

そして神に祈り、再度、電話をかけるように頼むが、
やはり叔母は出なかった。しばらくして叔母から電話があり、
無事を確かめたソーハム。

翌日、クリケット遊びの時にアウトになったソーハムは、
プレーをごまかす。

 嘘をつくと神様の罰があたると聞かされて育った子供が、
 そんなことは迷信であると気づいて行く。
 確かに私たちも子供の頃、似たような事を言われて育った
 ような気がする。インドも日本も同じである。

コメント
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