2018年の作品、タイトルはヒンディー語で「倫理学」。
舞台はデリー、武道を極める姉弟の物語かと思ったら・・・。
これも「Royal Stag Barrel Select Large Short Films」。
<ストーリー>
家の中で武道を使って戦う男女・・・・。
シーンは変わってロシニ(タープシー・パンヌ)の母親の葬式。
僧侶が他に親戚はいないのかと問うがロシニは黙っている。
参列者が口を開く、ラヴィ(ヴィッキー・アローラ)と言う弟が
いるが刑務所に入っていると・・・ロシニはそれを制する。
雨の中、ラヴィが現れ母親の足元に縋りつく。
ラヴィは家の中に入って行き、懐かし気に武道のトロフィーや
メダルや賞状を眺める。ラヴィをロシニが襲い格闘になる。
回想シーン:ロシニが女性達に護身術を教えている。そこに
ラヴィがメダルを持って現れるがロシニにはかなわない。
ロシニと母親が食事をしている所にラヴィが帰って来る。
仲の良い姉弟であったが、何があったのか?
格闘シーンに戻る。手加減なしで戦う二人は負傷している。
回想シーンと格闘シーンが交互に映し出される。
ロシニが護身術教室で生徒のガウリと話している所に、
ラヴィが友達とアグラに行く費用を無心しに来る。ロシニは
ガウリを送る事を条件にラヴィにお金を渡す。
翌朝、ロシニはガウリの家族からの電話で起こされる。
ガウリはレイプ被害に遭ってしまったのだった。犯人を
撃退できなかった事を詫びるガウリ、ロシニは指導が実を
結ばなかった事にショックを受ける。ラヴィからの電話で、
事件に弟が関わっている事を知ったロシニは、自分が事件を
引き起こしてしまった事を悔やむ。
ロシニに母親がラーマーヤナの話をしている。時に正義は
家族よりも尊いものである事を・・・・。
ロシニはラヴィを羽交い締めにし首を折ってしまう。
ああ・・・・。