カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~スキン・オブ・マーブル~

2021年03月21日 21時57分59秒 | 映画 / MOVIE

2018年の作品、タイトルは「大理石の肌」。
短編映画にもかなり出演しているナシルウッディーン・シャーが
出演しているが、主演ではない。

インド独立の混乱さなかの1947年、
ヨーロッパ人女性とシク教徒男性のラブストーリー。
国が独立するって時にそんな場合じゃないでしょう・・・
と思うのだが。

これも「Royal Stag Barrel Select Large Short Films」。

  <ストーリー> 

寝室でパラム(ヴィバーン・パラシャーム)にヴァイオレット
(パニザ・ラーナマ)がヒンディー語を教わっている。
ヴァイオレットの美しさを詩的なヒンディー語で喩えるパラム。
その中で大理石の肌との喩えが出て来る。

父親(ナシルウッディーン・シャー)が現れ、パラムに
プリート(タニヤ・カルラ)と婚約している事を話すが、
パラムは他の女性を愛しているので結婚できないと告げる。

パラムはヴァイオレットに一緒にボンベイに逃げようと言うが、
ヴァイオレットは「ただのインド人とは結婚できない」と言う。

パラムはプリートに話をする。プリートはパンジャーブ州の文化では、
夫は神と同じであるのでパラムを許し幸せを祈ると話す。パラムは、
プリートを連れてヴァイオレットに会いに行く。

ヴァイオレットはパラムに手紙を返すが、
その中に父親からの懇願の手紙があり、ヴァイオレットが、
心にもない酷い言葉をパラムに言った事が判る。

パラムとプリートの元にプリート側の追手が現れ、
パラムを殺そうとした時、ヴァイオレットが自分の身を投げ出す。
追手はヴァイオレットの顔の皮膚を切り取る。

 時代は変わっても未だに異教徒(外国人)との結婚は許さない
 一族や人々はいるが、この時代では「死」を意味したであろう。
 命を奪われずに済んだとは思えないのであるが・・・。
 
 国籍、宗教、カーストなどにとらわれない自由恋愛(結婚)は、
 インドでは難しい・・・・。

コメント
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