WBC世界バンタム級チャピオン WBC世界バンタム級1位
山中 慎介(帝拳)
マルコム・ツニャカオ(真正)
17勝(12KO)2分 32勝(20KO)2敗3分
写真右側:赤色のトランクス山中選手が右を伸ばす。
写真左側:青色のトランクスがツニャカオ選手。
1ラウンド:ジャブの付き合い。お互いにスピードがあるワンツー。
レベルの高さを感じる立ち上がり。
(山中選手:10-10:ツニャカオ選手)
2ラウンド:攻撃のリズムの取り方、フェイント、ディフェンスの身体の動き、
全てがとても高い次元で緊張感がある。共に有効打はなし。
(山中選手:10-10:ツニャカオ選手)
3ラウンド:ツニャカオ選手のワンツーが軽くヒット。山中選手は手数は少ないが、
針の穴を通すような正確さで神の左と言われる切れ味鋭いストレートを当てると、
ツニャカオ選手はダウン。立ち上げるがかなり効いており、
追撃の左ストレートで2度目のダウン。
(山中選手:10-7:ツニャカオ選手)
4ラウンド:ゴングがなるがツニャカオ選手の足元がおぼつかない。
山中選手のワンツーがヒット。早い決着かと思いきや、
ツニャカオ選手も右アッパーから左につなげ反撃、粘る。
(山中選手:10-9:ツニャカオ選手)
ここまでの私の採点は40-36。公式採点は、
38-36、39-36、40-35で山中選手の優勢。
5ラウンド:ツニャカオ選手は右アッパーから左フックを当てる。
右のタイミングが合ってきた。山中選手は深追いせず。
(山中選手9-10:ツニャカオ選手)
6ラウンド:ツニャカオ選手は回復してきたようで右アッパーから左につなげる。
山中選手は左ストレート一本に見える。ツニャカオ選手が右目の上をカット。
これは山中選手の有効打。
(山中選手:10-9:ツニャカオ選手)
7ラウンド:ツニャカオ選手はスピードを取り戻し右アッパーからワンツー。
山中選手は下がりながら左のタイミングを図る。
(山中選手:9-10:ツニャカオ選手)
8ラウンド:山中選手は手数か少ないが有効打で上回る。
手数ではツニャカオ選手。
(山中選手:10-9:ツニャカオ選手)
ここまでの私の採点は78-74。公式採点は、
77-74、77-74、77-73で山中選手の優勢。
9ラウンド:ツニャカオ選手が積極的に前に出てワンツー。
山中選手もワンツーを返す。
(山中選手:10-10:ツニャカオ選手)
10ラウンド:ツニャカオ選手選手が右から左ストレート。
山中選手は上手くさばきながら強い連打でポイントを稼ぐ。
ツニャカオ選手はまたしても右目をカット。これも山中選手の有効打。
(山中選手:10-9:ツニャカオ選手)
11ラウンド:ほとんど同じような展開、手数ではツニャカオ選手。
効かしたパンチでは山中選手が圧倒。
(山中選手:10-9:ツニャカオ選手)
12ラウンド:山中選手が狙いすました左ストレート、右ストレート、
最後は伝家の宝刀左ストレートで倒すとレフェリーがストップした。
1分57秒だった。非常にレベルの高い戦いだったが、
山中選手の左が凄かった・・・。
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