福島民友新聞 1/5(木) 8:00配信
高野院長が亡くなり、常勤医が不在となった高野病院=広野町
東京電力福島第1原発事故後に避難せず診療を続けてきた高野病院(広野町)の高野英男院長(81)が昨年12月30日の火災で亡くなり常勤医が不在となっている問題について、内堀雅雄知事は4日の年頭記者会見で「国と県、福島医大が連携し医療法人の意向を確認しながら医師確保に向けた支援を行う。今後、具体的に詰めて形をつくりたい」と述べ、支援の在り方を検討する考えを示した。 支援の具体策について県は、高野病院を運営する医療法人社団養高会に今後の運営方針を確認した上で検討する。同病院は原発事故後、双葉郡で唯一入院患者を受け入れており、県は「早急に対応していきたい」(地域医療課)としている。県が民間病院を個別に支援するのは異例。 高野院長に対し内堀知事は「地域医療のとりでとして役目を果たしていただいた」と悼んだ。病院の存続については「双葉地域の医療を守りたいという思いは同じ。関係者が力を合わせ一定の方向性を見いだしたい」と述べた。」福島民友新聞
東京電力福島第1原発事故後に避難せず診療を続けてきた高野病院(広野町)の高野英男院長(81)が昨年12月30日の火災で亡くなられたのは、本当に残念でした。
福島県と福島県医師会の支援の下、医師を確保する為に努力してください。