教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

炊き出しに並ぶ女子大生の願い「今が大変なんだから、今助けてほしい」

2021年10月28日 17時52分08秒 | デジタル・インターネット
 

炊き出しに並ぶ女子大生の願い「今が大変なんだから、今助けてほしい」

炊き出しに並ぶ女子大生の願い「今が大変なんだから、今助けてほしい」

何時間も前から列ができ始め、NPO法人「TENOHASI(てのはし)」が用意した弁当を受け取った

(AERA dot.)

 やれ「分配」だ「減税」だ、選挙まっただなかで各政党や政治家たちは声高に訴える。でもコロナで困窮する人たちは何を思い、何を望んでいるのか。声を聞いた。

*  *  *

 10月の土曜日の午後、東京・池袋の公園に数百人の行列ができている。折りたたみ椅子持参でスポーツ紙を読む高齢者に交ざって、大きな袋を肩に掛け、スマホをいじりながら並ぶ若者の姿もチラホラ見られる。彼らが待っているのは無料で配られる弁当だ。

「今日はお弁当だけ。先週は弁当のほかにパンとか果物も配られたけど」と説明してくれたのは40代男性。都内の飲食店でアルバイトをしているが、コロナ禍でシフトが3分の1以下になり、2カ月前から家賃が払えずネットカフェや路上で生活し始めた。

「今はランチタイムの3時間だけ、週に3回だけだけど、まだ俺には仕事があるからいいよ。バイトの学生さんはみんなクビさ。少しでもお金を浮かすために、あちこちの炊き出しに並んでる」

 男性の手帳には細かい文字で炊き出しスケジュールが記されていた。

「ここの弁当が一番おいしい。でも早めに来て並ばなきゃならないけどね」。この日は弁当が配られる2時間前から並んだという。

 行列の前方にはオシャレな服を着た若い女性も並んでいた。都内の大学に通う福島出身の女性はコロナ禍で居酒屋のバイトがなくなり、ポスティングのアルバイトで生活費を稼いでいると話す。

「旅館で仲居をしていた母の仕事がなくなってしまったのに、仕送りを増やしてもらうわけにはいかないから、何とか自分で働かないと。でもなかなかバイトも見つからない。節約のため、ここでお弁当を配る日は毎回並ぶようにしているんです。初めて並んだときはちょっと怖かったけど、もう慣れたから全然平気」

 午後4時過ぎ、弁当が配られ始めると列は一気に進んでいく。この女性は弁当を受け取るや否や、猛ダッシュで再び列の最後尾に並んだ。記者も慌てて追いかける。

「弁当が余れば2回目の人にもくれるから」という。しかし、残念ながらこの日は途中で品切れ。

「早くこんな生活から脱出したい。コロナが早く収まって、またバイトに復帰できるのが一番の望みかな。選挙で給付金や補助金を出すって言ってるけど、どうせまだずっと先のことでしょ。今が大変なんだから、今助けてほしいのに」

 もらった弁当をその場で食べ始めている50代男性もいた。

「今日初めての食事でね。給付金? 欲しいね。消費税の減税もありがたいけど、俺らはもともとお金使わないから。ありがたみは少ないね。使えるほどお金があればいいけどね」

 夏に派遣切りにあい、新たに見つけた清掃の仕事も不定期で、貯金も尽きた。

「生活保護も考えるけど、家族に連絡がいくのが嫌で踏み切れない。家賃が払えなくなったら俺もホームレスになるのかもなって思う。俺たちみたいなコロナの被害者を助けてくれる政治家がいるなら、絶対投票するけどね。期待はできないね」

 コロナ困窮者の数は、たぶん想像以上に多い。選挙で地元を奔走する候補者たちに、彼らの声は聞こえているのか。(本誌・鈴木裕也)

※週刊朝日  2021年11月5日号

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自公は野党共闘を野合と揶揄するが、自公連立の癒着の構図は「金権政治の自民党」に「創価組織票でたかる公明党」という金権腐敗政治そのもの。共産党が加わる野党共闘とはそこが違う。

2021年10月28日 17時43分28秒 | 国際・政治

自公は野党共闘を野合と揶揄するが、自公連立の癒着の構図は「金権政治の自民党」に「創価組織票でたかる公明党」という金権腐敗政治そのもの。共産党が加わる野党共闘とはそこが違う。

 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
自公は野党共闘を野合と揶揄するが、自公連立の癒着の構図は「金権政治の自民党」に「創価組織票でたかる公明党」という金権腐敗政治そのもの。共産党が加わる野党共闘とはそこが違う。』より、転載させて頂きました。

◆〔特別情報1〕
 これは政界事情通からの特別情報である。
 甘利明幹事長と安倍晋三元総理の間は、昔からベッタリ。森友学園以外にも、同じような学校関係の土地売買にいくつも関わっている。表に出たら大疑獄事件になるような学校関係の疑惑が少なくともあと4~5件はある。なかには、品川の某校土地問題も含まれている。安倍グループは、学校関係でかなり裏金をとっている。もともと安倍が所属する清和会からは文教族議員を多く輩出してきているだけに、学校関係での裏金ルートはお手のものといわれている。オリンピック利権も清和会だ。
 一方、自民党と連立を組む公明党は、2012年12月26日に発足した第二次安倍政権以降、約9年間、公明党から国交大臣を7代連続(第18・19代太田昭宏、第20・21代石井啓一、第22・23代赤羽一嘉、第24代斉藤鉄夫)、一人2代を受け持つ形で輩出してきている。はっきり言って異常である。癒着まみれも甚だしい事態といえる。もっといえば、民主党政権時代を除けば、2004年9月27日の第二次小泉改造内閣から第一次安倍内閣を経て2007年9月26日の福田内閣までの3年間も、公明党から北側一雄と冬柴鐵三がそれぞれやはり二代ずつ(第5.6代と第7.8代)受け持っている。この自公政権癒着の構造は、まさに金権腐敗政治そのものといえる。
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岸田内閣「経済対策の原案」を入手、謎に包まれた“新しい資本主義”の中身【スクープ】

2021年10月28日 17時26分49秒 | ニュース

岸田内閣「経済対策の原案」を入手、謎に包まれた“新しい資本主義”の中身【スクープ】

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「新しい資本主義実現本部事務局」の看板を持つ岸田文雄首相「新しい資本主義実現本部事務局」の看板を持つ岸田文雄首相(中央)と山際大志郎経済再生担当相(左)、木原誠二官房副長官 Photo:JIJI

岸田文雄首相が総選挙後に策定する経済対策の原案を独自に入手した。その中身を全5回にわたって詳報する。第1弾で紹介するのは謎に包まれてきた「新しい資本主義」の原案だ。首相は9月の自民党総裁選で「数十兆円規模」の対策を公約したものの、その中身は不明瞭のまま。自らが掲げた「令和版所得倍増計画」も期待を裏切る修正で市場に動揺を与えてきたが、初めて明らかになる肝いりの経済対策で汚名返上につなげられるのか。(イトモス研究所所長 小倉健一)

独自入手した岸田内閣の経済対策原案で
「新しい資本主義」の詳細が判明

 岸田文雄首相は10月8日の所信表明演説で、新自由主義的な政策は「富めるものと、富まざるものとの深刻な分断を生んだといった弊害が指摘されている」と述べ、成長と分配の好循環による「新しい資本主義」を目指すと表明した。10月26日には主要閣僚と民間有識者らで構成する「新しい資本主義実現会議」(議長・岸田首相)の初会合を開き、分厚い中間層の再構築に向けて、あらゆる政策を総動員することを共有している。

 独自入手した経済対策の原案によると、「新しい資本主義」は以下の3分野への投資が柱の一つに据えられている。

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山崎拓氏「小選挙区は辻元清美、比例は自民」に維新・松井代表「大阪の選挙は不思議な事がしばしば」

2021年10月28日 17時11分58秒 | ニュース

山崎拓氏「小選挙区は辻元清美、比例は自民」に維新・松井代表「大阪の選挙は不思議な事がしばしば」

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