騙されやすい日本人<本澤二郎の「日本の風景」(4537)

<弱者の血と汗を搾り取り日米右翼反共議員をからめとる統一教会>

「ゆでガエル日本人」は、雨が降ろうが槍が飛んで来ようが、まず動じることはない。首相の腐敗・犯罪でも、選挙で罷免しようとはしない。腐敗権力は、小選挙区制とカルトの集票組織+自動開票機「ムサシ」によって、少数の得票で3分の2議席を確保する。遂に憲法の根幹を破壊する戦争体制が始動する段階になっても動かない。

 

 さらに新たな真相が表面化した。それは日本国民の女性など、弱者たちの血と汗の結晶ともいえる資産を、根こそぎ奪い取る、正にサタン・悪魔のカルト教団が、1960年代から戦争犯罪者らA級戦犯が、宗教を冠した「日本乗っ取り反共結社」として大々的に跋扈、その莫大な資金と動員力で日本政治の中枢のみならず、対岸の反共アメリカ議会へと、はてはホワイトハウスまで手玉にとっていた事実に、反骨凡人ジャーナリストも声が出ない。

 

 安倍や石原慎太郎らが支援したとされるオウム真理教は、地下鉄サリン事件でほぼ自壊?したが、韓国の文鮮明の統一教会国際勝共連合は、名称を変え、いくつもの「平和」と名のつく組織を立ち上げ、日本の地方議会や市町村にまで羽を伸ばしていた。

 

 ああ、何ということか!それでも小さな活動で対抗する哀れな日本人である。多数の無党派層は動かない。この国の人々は、憲法を知らない。読んでいない。学校では教えない。いまも大学の構内では、原理研やらローマ字名をつかって、孤立した若者を雑魚並みに釣り上げて、不幸者に狙いを定めて金を搾り取る獰猛な狼に育成して、大金を巻き上げて、自民党を支えている。

 

 政府のこども庁を、好みの「こども家庭庁」に切り替えることなど、自民党安倍側近の極右女が簡単に変更してしまったという。廃止するか、もう一度検討を加えよ、である。史上最低最悪の安倍利権政治批判に反論する人物が、この世にいるだろうか。いるなら堂々と固有名詞で声を上げよ、である。

 史上最低の安倍政治を、それでも「継承する」と公約した岸田文雄も、長州田布施の野蛮すぎる死の商人に屈してしまっている。現に政教分離という、日本が戦後、国際社会に約束した憲法原則から逃げて、統一教会安倍派を閣内にいっぱい抱えているのではないか。

 

 36年間の植民地支配のツケなのか。そうだとするならば、日本の財閥と政界・官界から搾り取ったらいい。なぜ不幸な弱者を地獄に貶めるのか。文鮮明と妻の韓鶴子・統一教会を放任して、甘い汁を吸うサタンとしてゆくのか、心底から怒りを爆発させたい。

 

<レーガン・ブッシュ父子・トランプも=日本人はワシントン・ポストと勘違い>

 レーガンというと、中曾根康弘が彼にかしずいて「日本列島は不沈空母だ」と大見えを切った時のことを思い出す。レーガンは俳優である。政治のプロではない。ひたすらソ連との核軍拡競争に血道を上げた米共和党大統領で知られる。彼も統一教会の仲間だった。

 アメリカ人もゆでガエルが多い証拠だ。ゼレンスキーもそんな一人だろう。テレビに惑わされる大衆こそが、ゆでガエルの代表といえる。

 そしてブッシュ親子も、統一教会の支援を受けていた。息子は小泉純一郎が、

目の前でプレスリーの真似事をするのを見て「こいつは使える」と思い込んだらしい。911後のイラク戦争に加担した小泉の罪も重い。靖国参拝だけではなかった。

 

 そしてトランプも、繰り返しビデオメッセージを流しながら、大金を手にしているが、しかと納税義務を果たしているだろうか。

 統一教会の赫々たる戦果は、ワシントンに及んでいた。ペロシはどうだろうか。最近の台湾詣での日米国会議員も怪しい。

 ワシントン・ポストといえば、ニューヨーク・タイムズと共に米言論界の雄で知られるが、なんと統一教会は「ワシントン・タイムズ」という反共新聞を発行して、人々の目を狂わせている。安倍軍拡派の一翼を担ってきた小野寺という自民党議員は、この新聞記事を宣伝していたらしい。日本には「世界日報」という新聞が、国会の議員事務所に無料で配布されているが、もうかれこれ50年ほどになろうか。むろん、手にしたことはないが、国際勝共連合の仲間が清和会に沢山いるため、議員会館内での配布は容易なのだ。

 

<トランプはビデオメッセージで暴利=日本人は底抜けのお人よし>

 日本人は底抜けのお人よしだとつくづく実感する。米国の反共議員を、日本人の金で奮い立たせていたのである。目下、FBI連邦捜査局の家宅捜索を受けたトランプは、最悪のピンチを迎えている。先の大統領選挙でトランプに肩入れする報道が目に付いたが、真犯人が分かった。

 安倍とトランプは、統一教会国際勝共連合の仲間だった。その関係で、日本外務省もワシントン特派員も、その影響を受けていた。鳩山由紀夫内閣を揺さぶった犯人も、統一教会だったと見たい。沖縄の基地返還に反共団体は反対している。沖縄の敵であろう。

 安倍銃撃事件は、見えなかったどす黒い腐敗政界の裏側をくっきりと見せつけてくれる。そんな人物を憲法が容認しない国葬?ふざけるな!岸田の罪も万死に値する。

 国葬に、まずはほぼ全国民が反対している。少しでも新聞テレビを見た日本人であれば、絶対に反対するだろう。統一教会に洗脳された悲劇の信者は例外かもしれないが。

 

<ワシントンのロビー活動NO1?=イスラエル・台湾ロビー蹴落とすか>

 ご存知、米国議会を動かすロビー活動の一番手はイスラエルであろう。イスラエルは、ユダヤ人の資金力で、存在していると見られて久しい。銀行とメディアの中枢を握っている強さは、他の追随を許さない。

 ついで台湾ロビー。台湾の政治工作資金も半端ではない。ウクライナ・ロシア戦争に絡めての台湾有事論を、ワシントンのペンタゴンに流布させると、たちまち台湾有事論が東京にも届く。比例して東京の台湾派・日華議員連盟が活動する。大馬鹿な石破が腰を上げることになる。

 

 三番手が統一教会ロビーである。ここには韓国の諜報機関もまとわりついているようだ。以前誰かさんが「安倍がロスにいたとき、韓国のKCIAが背後にいた」と聞いたことがある。日本の特派員も、彼らの標的にされているだろう。

 モスクワや北京でも活動していた統一教会との報道もあるようだが、両国はカルト教団として排除したという。沖縄県はワシントンに事務所があるのかどうか?何事も金、金で動く、虚しすぎる政治・外交であろうか。

 

<日本に正義が残っているのかどうか!鍵はこの一点にあり>

 日本のゆでガエル外交が卒業できるのかどうか。まずは安倍国葬を阻止して、カルト教団の宗教法人を解散させるしかない。言論界と議会・司法界の三権の正義にかかっている。

2022年8月17日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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