日米安保は破棄する時<本澤二郎の「日本の風景」(4722)
<最高裁の辺野古判決はアメリカの法廷そのもので論外>
月刊タイムス2月号が届いた。「メディア時評」でジャーナリストの桐山桂一が、不当な最高裁の沖縄・辺野古判決に対して、地元紙「琉球新報」の怒りの社説を紹介して、ゆでガエルのような日本人に警鐘を鳴らしている。
多くの日本人は、沖縄の苦悩を理解していない。昔からだ。大問題は憲法の番人で、高給を食んでいる司法・最高裁判所に課題がある。連中といえばいいのか、彼らには日本人の血が流れていない。ワシントンに忖度して判決を書いているのだろう。愛国者には理解できない。
無様すぎないか。最高裁は日本人と憲法を守っていない。罷免の対象であろう。異論を聞きたい。今は戦後77年を過ぎた2023年に入っている。もう判事らしい判事が誕生していいころではないか。
電通支配の言論が腐っていることは誰も承知だが、沖縄の新聞は違った。司法の腐敗は、自立しようとしている国民・沖縄県民を抑え込んでいる。ゆでガエルだが、司法・最高裁に怒りの声が列島に充満しているではないか。
<沖縄を救え!横須賀を自由港にする時代の到来>
日本敗戦の1945年に事実上、米軍が占領軍となって日本支配をしたが、間もなく米ソ冷戦に入ると、米占領軍は一転して日本を「ワシントンの属国」にしてしまった。米謀略機関CIAがあろうことか、侵略戦争の中枢の人物であるA級戦犯の岸信介と取引して、日本を反共の砦にしてしまった。
岸は、暴力装置を有する笹川良一や児玉誉士夫らと共に、韓国の文鮮明を東京に呼び寄せた。カルト教団・統一教会を暴走させた。安倍銃撃事件が、そのからくりと暴政の数々を露呈させている。
沖縄の悲劇は、岸の60年安保改定で一段と悪化した。仮に岸の復権がなければ、日米安保はとうの昔に破棄されていただろう。その点でA級戦犯の岸信介を生かした戦後の日本政治は、右へと急カーブを切ってしまった。
現在の若者は、以上のような戦後政治の常識さえ知らない。教えない教育行政だからだ。日本は敗戦後再び危険な道へと突っ込んでしまった。
戦後77年にして沖縄は、辺野古という米軍の新基地建設を強いられている。沖縄県が反発して当然のことである。安倍・菅・岸田の政策も、A級戦犯の路線を踏襲している。政府と議会の過ちを正すのが司法の使命である。
三権分立という近代の国家体制は、民主主義の大原則だが、最高裁は憲法の立場を無視して、ワシントンの目線で判決を書いた。許しがたい愚挙だ。
先日は、対岸の房総半島から軍港・横須賀を眺めたばかりだ。米軍のアジア最大の軍港のある地域である。平和な港町にするためにも、安保破棄が不可欠であろう。そうしてこそ日本は、二足歩行の独立国になれるのである。日米安保肯定派は日本人とは言えないだろう。とくと考えてもらいたい。
最高裁の事情を知る人物は「ろくろく仕事もしない最高裁判事は、昼寝をして高給をもらっている。その有り余った血税を投資に向けて増やしている。許しがたい」と怒り狂っている。納得できる。
<安保破棄がA級戦犯の岸信介の亡霊徘徊を阻止する唯一の手段>
岸の孫の安倍晋三は銃弾に倒れた。一方で、自民党は安倍の実弟・岸信夫の息子を後釜にする選択をした。この一事を見ても、A級戦犯の生き残り作戦の異常さを見て取ることが出来る。
人は岸の文字を分解すると木と子、つまり李だ。出自は政治の世界では大事なことなのだ。これが事実だろうから、岸も文鮮明も仲間ということになりかねない。嘘と言えるのであろうか。それとも被害妄想なのか。朝鮮半島出身者は沢山いるが、特に政治の分野にはかなり多いことが分かってきた。なぜか?権力の掌握が目的であろう。
韓国でも右翼のワシントン派と左翼リベラルの反米反日派に分かれているようだ。日韓右翼は兄弟関係にある。しかし、日本籍となった半島人は、日本人の利益に奉仕する法的義務がある。
いえることは、日米安保を破棄すれば、A級戦犯の亡霊政権を排除することが出来る。43兆円の戦争準備国家は消える。ハイパーインフレ計画も破壊して、安定したいい日本が生まれ変わることが出来る。
<非戦の日本国憲法が日米安保破棄を叫んでいる!>
府馬清の「松本英子の生涯」を読もう。高木徹の「戦争広告代理店」も読んでみよう。電通とNHKによる情報操作はすさまじいことも認識できる。ロシアとウクライナの戦争報道も、真相とは異なる日本人のナショナル化へと操作している。彼らは日本の改憲軍拡を強行するための、戦争する日本人作りに必死なのである。少子化対策も!
今まさに非戦の憲法に立ち返る時である。日米安保を破棄して自立する日本になれば、真っ先に戦争を止める真っ当な外交を展開出来る。アメリカとロシアの仲裁もする。ウクライナにも戦争を止めるように呼びかける。米中関係の仲裁も日本の使命である。そうすれば第三次世界大戦を100%阻止できる。経済も安定する。
国連の改革も可能だ。アメリカの属国から離脱することが、世界とアジアに平和と安定を構築することが可能になる日本になれるだろう。希望の21世紀に挑戦する日本人になろう。
2023年2月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
(追記)自宅での味噌造りに挑戦。といっても1キロの大豆に1キロの米麹と塩で。柴崎夫妻の真似事。うまくできるか?挑戦する人間でありたい。
以下に送信メールを貼り付け
https://news-worker.hatenablog.com/entry/2022/12/31/17053644
pic.twitter.com/2Bsw5H9oU5
「18歳からを成人とする」深くは考えなかった。選挙権はあるが、酒やタバコがダメなのは何故だ?ぐらいは思ったがね。緩い徴兵制の導入なんだ。手始めが「18歳になるすべての皆さん」の自衛隊への情報提供で、これを徐々に広げる魂胆なんだね。除外申請しなきゃ情報は自衛隊にってのがそれを物語るぜ。
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2023/02/13 12:47
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