昨年の1月にオープンした「国立新美術館」に、ようやく足を踏み入れた。
演劇界でいえば、国立劇場に次いでできた小屋が「新国立劇場」。
八幡製鐵と富士製鐵が合併したのが「新日本製鐵株式會社」で、男子バレーを北京に導いた植田監督が現役時代所属していたバレーボールの名門でもあるが、それはまた別の話
東演からもっとも近いGSの「ENEOS」は日本石油と三菱石油が合併し、日石三菱株式会社を経て「新日本石油株式会社」になった。
つまり何が言いたいかといえば、アントニオ猪木の率いたのは「日本新プロレス」でないように、概ねアタマにつく新が何故だか中にあるのが不思議なのは僕だけだろうか?ってこと。
延床面積が日本最大のこの美術館のHPを開くと、冒頭。。。
「コレクションを持たずに多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館です」
。。。と謳っている。
なるほど“国立”ではなく、“美術館”のほうを新は修飾してると言うのか?
とにもかくにも。ロゴでも新は大いに強調されてます!
個人的には嫌いじゃないデザイン……。
(ちなみに地下鉄からの入口です)
僕は乃木坂駅から直結の通路から、↑の自動ドアを通って入場したのけれど、沢山ある展示室ごとの観覧(有料または無料)となるので、美術館そのもののには誰でも入れるの。
これは、非常に宜しいと思った
カフェやレストランが各フロア(B1~3F)にあって、ショップも充実していた。さらにはアートライブラリー。こりゃアート好きなカップルならデートで丸一日過ごすことが楽勝ってな感じだった。
(下は1偕から全体を写した図)
最後になりましたが、僕は社団法人日本彫塑会主催の「第38回日彫展」を覗きに行ったのでした。門外漢の僕は、最優秀賞にあたる「西望賞」はじめ、入選作とそうでない作品の差がまるで解らなかったけれど・・・、石膏や木彫よりもFRP(繊維強化プラスチック)やテラコッタなど素材が多彩で、また白や青銅色ばかりでなくカラフルな色合いの作品が多かったので楽しめました。
・・・今更ナニを、と言われそうですが
東演パラータも、開かれた、誰でも遊びに来られるような…、つか欧米の劇場はそーゆーの当たり前なんスけど(ええ、勿論公のお金も導入されていてネ)、そういう場所にしたいものです。
そのときは、新東演パラータじゃなく、東演新パラータか???