麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

五輪のチケットの売れ行きとか、何故か映画にも話は飛んで…

2008年07月26日 | 東演
 北京五輪の“門票”(men-piao/入場券)の中国国内での最終発売のニュースを見た。
 テンションの高い国民性は相変わらずで、エキサイトして警官が殴られてたりしてましたが・・・日本だって、サッカーW杯のチケット・トラブルが起きた時、旅行代理店のガラスを割る暴徒がいたりしたっけ。
         
 まあ、お行儀良く並んでチケットを買う「お墨付き映像」を提供されるのではなく“生の中国”が映し出されていることを嬉しく思うことにしよう!
何はともあれ、オリンピックまで二週間を切った。
 出場選手及び関係者は、さぞ気合の入っていることでしょう

 そのものズバリ、レスリング代表の壮行会では、浜口京子パパがお約束の気合いパフォーマンスで盛り上げていた。
 その時の「浜京」の顔がいつになく自信に溢れ、かつ何処か余裕する感じられて、伊調姉の「女子4種目すべて金」というコメントの実現性を固くしたのは僕だけじゃないだろう…。
 
 伊調千春自身にもリベンジ(前回五輪は銀)が掛かるが、これまでレスリング女子の“悲運”を一人で背負ってきたような「浜京」※・・・だからこそ公式戦119連勝の吉田沙保里らを抑え人気はバツグンだ! 代表4人の中の最年長で唯一の30代。是非一番高い表彰台に上ってもらいたい。

 と、オリンピックへの関心は大いに高まるものの、すわ中国に行って応援しよう!って勢いが日本ではイマヒトツらしい。
 目玉となる競技や決勝のチケットを中国が握っていることに加え、地震に内乱に環境汚染等々「イメージ」が背中を押すのでなく、腰を押さえつけているのだろう・・・。
     
 ※世界選手権女子72kg級決勝スタンカ・ズラテバ(ブルガリア)の頭突事件など判定に泣いて金メダルを逃すことが余りに多い。

 さて。その開閉幕式の総監督は、世界の張芸謀が務める。
 デビュー作『紅いコーリャン』でいきなりブレイク。以後も『菊豆(チュイトウ)』『上海ルージュ』『あの子を探して』『HERO』などヒット作多数で、ジャンルも幅広く撮れる、中国映画史に冠たる、黄金の「第5世代」の一人だ。

 下の写真は、彼の大先輩にあたる「第3世代」の謝晋と弊団の制作部長・横川の2ショット。昨年の訪中公演の事前打ち合わせでのもの。



 
 巨匠・謝晋の代表作といえば、中国映画の最高傑作と言われ、文革の悲劇を正面から描いた初めての作品『芙蓉鎮』。
 主演の劉暁慶と姜文、2大スターの競演も見所の重厚な作品だ。

 あれれまあ一応、中国に関しての話って点ではまとまっている???

【文中敬称略】
コメント
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