気づけば老いに近付いている、
というより、老いの登山口から
入山して、登り始めたくらいだ。
劇団俳優座『われらの星の時間』は
仲日を迎えましたm(__)m
軽度の痴呆を発症している五人が
ホームを抜け出す物語……。
終演後、友人と連れだって
夜の語らいをする中で耳したのは
「学生スポーツでやたら泣ける」
「そろそろ眠くなったから帰ろう」
と、同年代の仲間がすっかり初老。
それは鏡のようなもので
自分をも写していて、
それが冒頭の文章を書かせた。
東演というカンパニーに籍のあった
1990年代後半、その劇団は
『そして、あなたに逢えた』
『楽園終着駅』(ともに近石やすこ作)
といった特養ホームが舞台の
作品を十八番にしていた。
当時は・・・
〈やがて私自身も老いるだろう。
けれど、まず自分の親はもちろん、
社会全体の「老い」を支えねば〉
と、考えたていたわけである。
若かったから……だけれど今、
一人称の課題として迫ってきている。
自慢ではないが、物忘れは激しく、
体力も著しく減退している。
・・・わたしは。
一方。
俳優座のベテラン俳優は元気だ!
座組最年長の阿部百合子は・・・
そうそう、前述『楽園~』に
客演いただいた女優の一人。
(今は同じ劇団だから敬称なし、
ただ過去の話では敬語とします)
ほかにも民藝、前進座、文化座、
テアトルエコー、東京芸術座等
新劇のベテランの集う作品だった。
話を戻します。
・・・阿部は中でも一番元気だ!
来年75周年を迎える俳優座には
劇団の財産といえる「俳優」が
星のように存在し、来月の
『女と男とシェイクスピア』には
90歳超の、中村たつが出演する。
残すは今日を含めて6ステージ。
明日はバックステージツアー、
明後日はアフタートークがある。
16日に多少余裕がありますが、
お陰様で、他の日に関しては
残席が少なくなっています。
というより、老いの登山口から
入山して、登り始めたくらいだ。
劇団俳優座『われらの星の時間』は
仲日を迎えましたm(__)m
軽度の痴呆を発症している五人が
ホームを抜け出す物語……。
終演後、友人と連れだって
夜の語らいをする中で耳したのは
「学生スポーツでやたら泣ける」
「そろそろ眠くなったから帰ろう」
と、同年代の仲間がすっかり初老。
それは鏡のようなもので
自分をも写していて、
それが冒頭の文章を書かせた。
東演というカンパニーに籍のあった
1990年代後半、その劇団は
『そして、あなたに逢えた』
『楽園終着駅』(ともに近石やすこ作)
といった特養ホームが舞台の
作品を十八番にしていた。
当時は・・・
〈やがて私自身も老いるだろう。
けれど、まず自分の親はもちろん、
社会全体の「老い」を支えねば〉
と、考えたていたわけである。
若かったから……だけれど今、
一人称の課題として迫ってきている。
自慢ではないが、物忘れは激しく、
体力も著しく減退している。
・・・わたしは。
一方。
俳優座のベテラン俳優は元気だ!
座組最年長の阿部百合子は・・・
そうそう、前述『楽園~』に
客演いただいた女優の一人。
(今は同じ劇団だから敬称なし、
ただ過去の話では敬語とします)
ほかにも民藝、前進座、文化座、
テアトルエコー、東京芸術座等
新劇のベテランの集う作品だった。
話を戻します。
・・・阿部は中でも一番元気だ!
来年75周年を迎える俳優座には
劇団の財産といえる「俳優」が
星のように存在し、来月の
『女と男とシェイクスピア』には
90歳超の、中村たつが出演する。
残すは今日を含めて6ステージ。
明日はバックステージツアー、
明後日はアフタートークがある。
16日に多少余裕がありますが、
お陰様で、他の日に関しては
残席が少なくなっています。