麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

こーざい

2018年11月21日 | 身辺雑記
カルロス・ゴーンの電撃逮捕の翌朝
(つまり11月20日)起きて、
まずテレビをつけたら、日産の
リーフのコマーシャルの途中……
続いて、同社キャラバンのCF。
偶然とはいえ、一気に目が覚めた。



サッカーの日本リーグ時代から
日産自動車の大ファンだったから、
J開幕とともに横浜マリノスの
サポーターとなった。

地元の川崎にはヴェルディという
クラブも誕生したのだが、
「東京を名乗りたいけど諸事情で
仕方なくカワサキです」という態度が
だだ漏れしていて、実際数年後、
東京を冠した「読売一派」には
目もくれなかった・・・てか、
JSL時代からの宿命のライバルだ。
いや「だった」が正しい。
永い間、宿敵はJ2に沈んだままだ。

それほどに愛したマリノスも
和司、松田、そして俊輔と
歴代の「ミスター」に冷たい仕打ち
・・・百歩譲って、それで
強くなるなら我慢もできたが・・・
常勝チームにはならなかった。

背番号10の中村の磐田移籍とともに
昨年、僕もジュビロに移った。
ちなみに磐田は妻の故郷でもある。



おっと、サッカーの話じゃない。
「コストカッター」の異名を持ち、
実際断行し、会社を立て直した辣腕を
僕は就任以来、好きにはなれなかった。

その成果を評価する評論家は
逮捕されて尚、実に多く、それは
きっと客観的には正解なのだろう。
西川社長も《功罪》という単語を
記者会見で何度も繰り返した。

一人に権力が集中する危険は、
一社に限った話ではない。
我々の居る演劇界でも同様だ。
優れた先人は、それを見越して
「劇団一代論」を提唱したほどだ。

平成はまもなく終わるけれど、
これからの五年ほどで
「功罪」が明るみに出て
大きなダメージを受ける劇団が
ふたつみっつ、あるような気がする。

・・・なんの根拠もないが。



昨日の朝、起きてすぐ日産の
コマーシャルを二本。
そのあとに続いたのは、
受験生を応援する中で自社製品を
アッピールするCFが二本。

そういう時期。俳優座にも、
養成所の資料請求が届いています。

コメント
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