一秒を絞り出すために

ビルボード・ライブ・東京の
フリーペーパーのキャプションに
若干の重複が見られ気になった
と、書いたのは昨日。

また昨日は、前月末に終わった
Ｍ.Ｂ.Ｅプロジェクトの公演の
収支決算の会議があって、
俳優座No.337『われらの星の時間』
終演後に中板橋に向かった。

その向かう東武東上線の広告に吃驚。


〈一秒を絞り出すために〉と始まり
〈憧れの場所をめざして……〉
〈競い合い、支え合う仲間たち。〉
とキャッチが散らされていて、
背景には駅伝の練習風景の写真。
ほいでもって。
ユニフォームが濃いめの青、
その胸の校名は「東」で始まる。

わが鉄紺軍団・東洋大学の
「一秒を削りだせ！」はおそらく
登録商標を取得してはいないだろう。
また、この程度のことで、
目くじらを立てる度量でもない。

ないけれど。
駅伝に濃い青のユニフォームで
「一秒を○○出せ」は、なかなかの
パクリだよな～とは感じました。

ちなみにメインのキャッチコピーは
《スポーツ教育が育む人間力》
そして校名・・・東京国際大学。

かつて「三商科」と謳われた
国際、高千穂、千葉の商科大学。
うち、名称を残すのは千葉商科のみ、
高千穂商科は高千穂大学に、
そして国際商科が東京国際大学に。

なるほど「国際」のわりに、
インターナショナルを押し出さず
「スポーツ」を前面にだすのは、
もともと商科の単科大ゆえ、
「国際」は重視していないのだろう。

実際、今年からスポーツ庁による
大学スポーツ振興の推進事業の
対象15大学のひとつに選ばれていて、
過去にも・・・
硬式野球部に古葉竹識氏、
女子サッカーに大竹七未氏など
「著名人」を監督に据えて
ニュース等で取り上げられていた。
駅伝も、近年は箱根に出場している。

当然、プロ選手も多数輩出。ただ、
ここに列記しても「通」にしか
わからない選手ばかりだ。
むしろ。
作家の横山秀夫 （『半落ち』、
『クライマーズ・ハイ』ほか）
筋少の大槻ケンヂ、エレカシの宮本浩次
ら文化人が優勢か。



と。
他校の宣伝をしている場合はない。
箱根まで50日を切っている。
今月頭の全日本駅伝、昨年の五位から
三位と順位は上げたものの、
優勝争うには絡めなかった我が東洋。

青学が、出雲に続き「二冠」達成し、
史上初、二度目の「三冠」に王手！

阻止のために≪一秒を削り出す！！≫