山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

大槌町児童自然体験活動支援事業報告 

2012年08月12日 | ニュース

先日、開催された大槌町児童自然体験活動支援事業についての報告が、共催いただいた特定非営利法人 人道災害医療支援会(HuMA)のHPにも近日中にUP予定です。

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2012東日本大震災被災者支援
    ~大槌町児童自然体験活動支援事業~
                    TOHOKU - PACIFIC OCEAN EARTHQUAKE

http://www.huma.or.jp/activity/saigai.html

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被災地支援と月山朝日ガイド協会に関連したページです。
http://www.huma.or.jp/activity/tohoku2011medicalstaff.html


岩手県「大槌町児童自然体験活動支援事業」in月山

2012年08月10日 | ニュース

8月6日~10日
3月末から調整・準備を進めてきました、

大槌町児童自然体験活動支援事業
「夏・雪で遊ぶべ!~夏まで残る雪の不思議~」

主催・(公)日本山岳ガイド協会、共催・特定非営利活動法人・災害人道医療支援会(HuMA)協力団体・おらが大槌夢広場・月山朝日ガイド協会、東北マウンテンガイドネットワーク。

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この企画が提案されてから紆余曲折を経て1年4ヵ月後の2012年8月7日~9日の2泊3日の日程で月山ポレポレファームをベースに実現いたしました。
わたくしは、なぜか?乗りかかった船?いつの間にか?実行委員長を拝命、おかげさまで何度も何度も大槌町を往復する機会をいただき、町の方とも顔馴染みになることができました。

飯豊登山から帰った翌日6日夜には添乗業務のため大槌町へ移動です。

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7日朝4時半に集合場所のおらが大槌夢広場・復興食堂前で
スタンバイ、予定通り5時過ぎにバスに乗り込み月山へ出発です。

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11時過ぎに月山ポレポレファームに到着

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日本山岳ガイド協会理事長はじめ協会メンバー、HuMAチーム、月山朝日ガイド協会メンバーの出迎えを受け、

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午後から県立自然博物園でぶなの森で自然観察、

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木登り、

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川遊びと

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1日目は瞬く間に過ぎてゆきました。

2日目、今日はいよいよ月山登山と雪遊びの日ですが朝からスッキリしない天気です。

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事前の説明会では月山に登りたいという子どもは2名だけでした。バスに乗り込み姥沢登山口からリフトを乗り継いで標高1600mへリフトに乗るのもはじめて、雲が湧くような高山もはじめて、

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夏でも残る雪渓を見るのもはじめて、

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歩いてしばらくすると雨がぱらぱらと降り出すけど誰も帰ろうとしません。いつの間にか子ども達の視線は頂上へ向いていたようです。歩き始めて2時間疲れた子、飽きてきた子がではじめ牛首というところで頂上へ向かう子13人と帰る子7人に分かれての行動となりました。
歩き始めて3時間・お昼の12時頃小雨のなか頂上にたどり着きました。

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頂上小屋でお弁当を食べ、

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頂上からは濡れた岩に足を滑らせながら下山となりました。

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牛首を過ぎるころから雨も止み雲間に景色が広がり、

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不安も消えたかと思ったら子ども達は雪遊びがしたいと言いはじめ

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大きな雪渓で立ち止まり、しばらく雪遊びに夢中となりました。

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下山後、温泉に入り、バーベキュー、

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スイカ割り、

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山形大学留学生の演奏会、

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イタドリで作った笛の演奏会と

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盛りだくさんなプログラムをこなし2日目も無事終えることができました。
夜は、大人の時間と称して夜遅くまで、、、

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3日目、部屋の片付け、閉会式、昼食を済ませ大槌町へと
向かいました。

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大人の考えたプログラム、子ども達は楽しんでもらえたのでしょうか?

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帰りのバスのなかでは、笑い声と歌声が大槌町へ着く5時間の間途絶えることなく響いていました。

 


私はそのにぎやかな声を聞きながらうたた寝です。
何とか眠い目を擦りながら大槌町への添乗業務を終え翌日
10日に帰宅いたしました。

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みなさま、大変お世話になりましたおかげさまで
無事、支援事業を終えることができました。




本の紹介

2012年02月12日 | ニュース
昨年3月21日から南三陸町ベイサイドアリーナ・医療統括本部のドクターでもあり著者の菅野先生の指示をいただきながらというより一緒に、約一ヶ月ボランティア活動を行ってました。

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その最中に、先生はタイム誌「世界の100人」に選ばれ、この度このような本を執筆されました。

災害人道医療支援会(ヒューマ)や社)日本ガイド協会の活動にも触れていただいています。

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公立志津川病院医師の苦難と闘いの記録
『寄り添い支える』菅野 武著
  ~公立志津川病院若き内科医の3.11~
  (河北新報出版センター)800円+税
 

キャリア・ラボより、イベントのお知らせ!

2012年02月12日 | ニュース

お近くの方で興味ある方、
足をお運びいただければ幸いです。

<北インド・ヒマラヤ「風来坊山荘」の、
                森田先生のお話を伺う会>

私たちキャリア・ラボは、
毎回様々な方をゲスト・スピーカーにお迎えし、
仕事を通して考えられたことや、
ご経験のお話を伺っています。

来る2月25日(土)に、日本勤労者山岳連盟の元会長の、
森田千里先生を、
ゲスト・スピーカーにお迎えします。
経営されている、
北インド・ヒマラヤの山小屋「風来坊山荘」のお話、
ヒマラヤの青いケシ、また、日本全国ネットで展開している、
子どもたちの自然教室のお話などを伺う予定です。
この催しに、ご参加いただける方を募集しております。
ご質問・お申込みは、
新井佐知子
メール:horizonasa@yahoo.co.jp
または、
小板橋孝雄
メール:careerlab1@yahoo.co.jp
へ、ご連絡をいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

1.日時 :2月25日(土)16:30~18:30
2.場所 :喫茶室ルノアール 新宿三丁目
       ビッグスビル店7号室
        電話番号:03-5379-2766
住所 :東京都新宿区新宿2-19-1ビックスビル地下2階
  http://www.ginzarenoir.co.jp/myspace/mys103.htm

3.ゲストスピ-カ-:
       森田千里氏(ヒマラヤ山荘経営)
  プロフィール: 1932年生まれ。
広島県庄原市で育つ。1956年東京理科大学卒業。
同山岳部出身。東京大学教育学部勤務後、埼玉県
蕨市内の中学校で教員生活を送るかたわら、日本勤労者山
岳連盟(労山)会長等を歴任。
現在、インドのヒマラヤン・ハワー・アシュラム(風来坊)主人。日本ヒマラヤ協会会員、ヒマラヤ自然保護協会会員、インドヒマラヤ・ナチュラルミュージアム・コミッティ理事、
インドヒマラヤ・トレッキングガイド協会理事
http://www.indo-himalaya.com/
                     
4.費用:1000円程度(食事代、会場費等)
5. 当日の連絡先は小板橋まで
   携帯電話番号:080-3463-8550


自然発生の雪崩撮影に成功!!

2011年01月27日 | ニュース

1月27日付
山形新聞のニュース。

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日頃から、雪崩リスク軽減活動にご理解いただいています、
防災科学技術研究所雪氷防災研究センター(雪氷研)新庄支所・阿部修研究員が
自然発生の雪崩撮影に成功したニュースです。

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このようなデータが雪崩リスク軽減へ繋がりますことを祈っています。

「IMG_0009.pdf」をダウンロード



お知らせ!

2011年01月20日 | ニュース

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東北山岳写真家集団 写真展
『それぞれの山(ⅠⅩ)』
 
*2011年1月26日(水)~30日(日)
9時~17時15分(最終日は16時15分まで)
*宮城県美術館 県民ギャラリー1
   仙台市青葉区川内元支倉34-1
【後援】
山と渓谷社・NHK仙台放送局・ミヤギテレビ・TBC東北放送
河北新報社・朝日新聞東北総局

月山・朝日ガイド協会 総会

2010年04月27日 | ニュース

4月22日
月山の麓、西川町横山商店会議室で月山朝日ガイド協会総会が開かれた。
10数年前、“地元の山は地元の人間で案内しよう!”と有志が集まり設立、会員も30数名と大きな組織になった。単なるガイドだけでなく、新たな月山魅力のPR、登山道整備、研修等地域に根ざした活動という側面も持っている、毎年、半数以上の会員が出席するのも何か魅力があるからなのだろう。“次世代に引き継げるような組織”という新たな課題を含みながら、にぎやかな総会が終わった。


山岳ガイドを目指す方へ!

2010年04月03日 | ニュース

社)日本山岳ガイド協会の地方組織“東北マウンテンガイドネッワーク”では、この度4月1日より
社)日本山岳ガイド協会が認定しているガイド資格:山岳ガイド・自然ガイドを目指す方の“ガイド養成指導者”という実技試験免除指導の団体承認をいただきました。

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今年度は山形県と秋田県で実技養成コースを開催。ガイド経験豊富な会員4名が責任を持って資格取得のお手伝いをいたします。

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詳しいカリキュラム内容については、当会事務局へお問い合わせください。


雪山の安全 -雪崩事故を防ぐために- 講演会報告

2009年12月02日 | ニュース
サイエンス・カフェ in やまがた-かがくの杜-
2009年度第20回 特別企画「雪山の安全 
    -雪崩事故を防ぐために-」

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お陰様で、盛況の内に終わりました。
三重、東京、岩手、秋田、県内各地とたくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。
夜の懇親会も明け方まで大変な盛り上がりとなりました。

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詳細は、

「飯豊朝日連峰の登山者情報」
http://www.ic-net.or.jp/home/iide/ の中の
「やまのことあれこれ」に
http://www.ic-net.or.jp/home/iide/yamanokotoarekore27.htm   
掲載いただいています。


お知らせ 『雪山の安全 ~雪崩事故を防ぐために~ 』TV紹介

2009年11月19日 | ニュース

おしらせです。
地元山形テレビから、11月20日(金)17時36分から
17時54分の「お知らせコーナー」で、11月28日の講演会について、チラシを活用して1分程度放送していただけるとの連絡をいただきました。お時間ある方はご覧ください。

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お知らせ 『雪山の安全 ~雪崩事故を防ぐために~ 』

2009年11月16日 | ニュース

お知らせ!!11月28日(土)15時より

最新の雪崩事故防止のお話です。

参加無料、お待ちしています!!

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サイエンス・カフェ in やまがた ーかがくの杜ー

主催:サイエンス・カフェ in やまがた

共催:独)防災科学研究所雪氷防災研究センター

    山形県立博物館 山形大学理学部 

    社)日本雪氷学会東北支部

協力:月山朝日ガイド協会 

    東北マウンテンガイドネットワーク

第20回 特別企画

『雪山の安全 ~ 雪崩事故をふせぐために ~ 』 

11月28日(土):15時~17時  

於:山形県立博物館講堂で開催!

1、積もった雪が崩れる不思議
    独)防災科学技術研究所防災研究センター
      新庄支所 小杉健二

2、冬山レジャーにおける雪崩事故防止の取り組み
    社)日本山岳ガイド協会 高村真司

3、雪崩事故における 生体のサイエンス
    北村山公立病院医師 國本健太

【対象】高校生以上

【受講料】無料(ただし、お茶代として200円いただきます)

【申し込み】不要、当日会場まで直接おいでください

【定員】80人

【問合せ先】山形県立博物館 〒990-0825 山形市霞城1-8 ℡:0236-645-1111

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静かな 栗駒山 

2008年07月18日 | ニュース

栗駒山への登山は、現在秋田県側・須川口からの

登山が可能ですが、以下の点にご注意ください。

秋田県側の国道342号・国道398号と県道282号に関しては、一部片側交互通行で日中通行が可能となっています。
但し、夕方の午後5:00~翌朝の午前7:00(県道282号は午前7:30)は、夜間通行止めとなっております。ご注意下さい。
また今後、警報予報を含む大雨や震度3以上の地震が発生した場合、二次災害(土砂崩れ等)の危険性があると判断され、全面通行止めとなることが発表されています。
ご通行をお考えの皆様は、当地周辺の天気予報や道路情報をご自身で必ずご確認下さい。

詳しくは、須川温泉 HPを確認ください。

http://www.akitakurikoma.com/06shintyaku/index.html

秋田県側の須川温泉やお土産店は営業中です。麓の小安温泉もほとんどが被害もなく

営業しています、今のところ、一般ルートからの栗駒山への登山道も心配ないそうです。

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山岳レポート

2008年07月08日 | ニュース

7月7日 

友人のHからの紹介で、

6月後半から、(財)日本気象協会の携帯サイトへ

まずは、気心の知れたガイド仲間と手分けをして

東北各地の山岳情報を提供することに。

そんなこともあり、鳥海山北側の登山口 

百宅口 祓川口を訪ねてみた。

祓川コースの竜が原湿原では ヒオウギアヤメが見ごろを迎えていたが、

登山道は頂上近くまで、雪に覆われている。

百宅コースも残雪が多くアイゼンは必携。

鉾立コースはところどころ雪は残っているが、歩きやすくなっている。

●有