山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

登山リーダー春山研修会 国立登山研修所主催

2018年05月26日 | 国立登山研修所

5/16〜21日

今回はイチ講師では無く、国立登山研修所主催・登山リーダー春山研修会

主任講師として研修を受持つ事になりました。

学生と一緒に山に入れないのは寂しいですね、、、

タイトな日程にもかかわらず、熱心な指導が夜まで続けられました。

5/18 入山

雨が心配されましたが、何とか剣沢前進基地まで無事入山できました。

 

夜半から、大荒れの天候となり19日は終日風雨。テントが半壊した班、眠れなかった学生がでるなど荒天時の生活技術という意味ではいい研修となったようです。

その分、講師のみなさまにはご苦労をおかけいたしました。

20日、ようやく好天となり各班劔岳を目指しての実技研修。

わたくしと副主任講師はは二手に分かれて班全体を見守る役、わたくしはスキーで剣沢を滑り、長次郎谷を登り

長次郎のコルで学生が頂上に登るまで見守り、昼過ぎには剣沢前進基地へ戻り

全員が戻るののを待つのみ!

劔沢前進基地に入山してから

目まぐるしく天候がかわり思うように実技研修会進められなかったり、

平蔵谷上部には大きな雪のブロックがいつ落ちてるかわからない等にも関わらず

登山に精通し、気心のわかる講師のみなさまのおかげで無事終えることができました。

21日下山日は、搬送訓練

ただ、ただ感謝!

今年から研修会の日程が1.5日短縮、講義も一講義になり、後は東京、名古屋、大阪で開催される「安全サテライトセミナー」での実施となります。

新しい試みも大切なのですが、現場では伝える項目は変わらないのに日程が短縮となり伝えきれなかった感があったのではないでしょうか。

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健康診断

2018年05月24日 | 第60次南極地域観測隊・準備編

5/15

今日は朝から夕方まで

内科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科を受診して身体の隅々まで調べていただきました。何回受診しても胃カメラだけは慣れませんネ!

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帰国報告会

2018年05月24日 | 第59次南極地域観測隊・帰国編

5/12

鳥海山を楽しんだあとは、長年お世話になっている"鳥海荘"で帰国報告の機会をいただきました!

急な告知にも関わらず、

二十数名の方に足を運んでいただきありがとうございました!

夜は、山菜尽くしの料理をいただき

楽しい時間はあっと言う間に過ぎ

今回は3日間の帰省中で自宅滞在時間8時間、数日後の研修会準備を終え国立市へ

 

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鳥海山 初滑り!

2018年05月24日 | 東北の山登り

5/12

国立登山研修中講師OBとその仲間の皆さんと毎年恒例の鳥海山山スキー!

北海道、栃木、茨城、富山、岐阜、山形と各地から集まっていただき鳥海山を楽しんでいただきした。

わたくしは、今シーズン初滑り、板納め!

天候にも恵まれ、3時間あまりで七高山山頂に着いて、雄大な景色の中思い思いにもシュプールを描いていただきました!

いい山・鳥海山!

 

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帰国報告会のおしらせ!

2018年05月10日 | 第59次南極地域観測隊・帰国編

急な連絡になりますが、

この度、鳥海山やまの宿”鳥海荘”ひろ社長のご厚意により帰国報告会を

開催させていただくことにになりました。

タイトル

「南極大陸で見たこと、感じたこと!」

   ~南極観測事業と山岳ガイド~


日時:2018年5月12日午後16時から17時

場所:鳥海荘コンベンションホール

秋田県由利本荘市鳥海町猿倉湯ノ沢

℡:0184-58-2065

動画を中心に雄大な南極の自然をお伝えしながら、

南極観測事業と山岳ガイドの関わりなどをお伝えしたいと思います。

特にガイド活動に携わっている方にはおすすめです。

ちなみに、12日は山の仲間と鳥海山を滑っています!

 

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久しぶりにブログ更新いたしました 早春の上高地

2018年05月02日 | ブログ

久しぶりにブログを更新いたしました、ご笑覧ください!

一年ぶりの上高地

例年より雪解けが早く

ニリンソウが咲きはじめてました!

ちょっと遠まりして上高地散策!

河童橋近くから

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一年ぶりにこの山へ

2018年05月02日 | 国立登山研修所

4月28日~5月2日

先週に続いて足慣らし山行

槍沢ロッヂでは好日山荘登山学校スタッフで

30年来の友人でガイドの加藤ガイドや

小林ガイド、田村ガイドと再会。

槍ヶ岳へ向かう途中では

棚橋ガイドと再会!

彼も30年来の友人です。

昨年、

ICI石井スポーツ登山学校

槍ヶ岳をサポートしていただいた

ガイドであり国際山岳医でもある

千島先生とも再会!

普段街を歩いていてもこんなにたくさんの知人と出会うことなんて、、、

槍ヶ岳山荘のスタッフの方も覚えていただき、感謝!

思っていたより人も少ない、小屋でのんびりと過ごすことができました。

静かな山頂にも満足、

この山に来てよかった!

翌日も好天

 長い時間かけて歩き、

 雪、岩場でアイゼンの感触、感覚をおもいだし

 次は剣岳へ行ってみよう!!

 

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30年ぶりに

2018年05月02日 | 愛知学院大学山岳部岳志山岳会

4月27日

1988チョモランマ/サガルマータ交差縦走登山隊

30周年記念パーティが日本テレビ本社で開催されました。

当時アナウンスを担当されたいた、福留さん、木村優子さん、保坂さん

リポーターの中谷さんも

30年前の5月5日

中国とネパールの国境にある山

中国名・チョモランマ

ネパール名・サガルマータの山頂から

交差縦走する様子を5月5日に

日本に向けTV生中継を行った登山隊がありました。

ネパール側から登った隊員、中国側から登った隊員、

両国をサポートする日本隊員、TV隊員の様子が

プロ野球中継を中断して完成したばかりの東京ドームの

スクリーンに映し出さ当時話題のもなりました。

久しぶりにお会いした竹内洋君も当時17歳のころこの番組を

見ていたそうです。

登山としての価値はあまりいい評価ではなかったようですが、

当時27歳で参加したわたくしは同年代の隊員たちと何度もアイスフォールを往復し

8000m近くまで荷上げを繰り返していましたが、みなこ登山をステップに

次のヒマラヤ登山へつなげることで頭はいっぱいだったと思います。

先発隊から隊員が帰国するまでの約3か月ネパールで過ごしルクラでは飛行機が飛ぶまで10日あまり

ガウリシャンカール遠征隊でお世話になったサーダー・ラクパテンジンのロッジで過ごした日々などが

懐かしく思い出すことができました。

この登山隊を通じて出会った同年代の隊員、はじめ著名なクライマーの多くが

山で客死しました。またこの10日余りの間にもお二人の方が逝去されました。

あらためて、先日ご逝去された故湯浅道男先生のおかげを実感した夜でした。

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なまったカラダを

2018年05月02日 | 国立登山研修所

4月21日

帰国してからひと月あまり何かと忙しく山へ行く時間もなく気ばかり焦っていた。

ようやく、西穂独標まで登る時間ができ

日帰りで足慣らし。

5月の春山研修にあわせてもう少し頑張らなくては、、、、

追伸

FBにも投稿したが

登山届義務化が広がり登山届を出す人が増えたことはいいことだと思うが、

登山届は命綱、ザックの重さは命重さなんて教え込まれた世代にとって

この時期独標手前にザック、ピッケル、アイゼンまで置いて往復するなんて???

理解できないのは私だけなのでしょうか?

 

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恩師

2018年05月02日 | 愛知学院大学山岳部岳志山岳会

4月13日

朝 愛知学院大学山岳部顧問だった湯浅道男先生の訃報が届いた。

高校三年生の時進学で悩んでいた時”山と渓谷”という雑誌の小さな連載記事に目が留まり

湯浅道男先生という名とプロフィールを読んで愛知学院大学山岳部に入ろうと決め、

愛知学院山岳部に入部した。

何も知らない田舎育ちのわたくしは何をするにも皆についてゆけず、

学生のころからから先生に先輩に怒られてばかりだった。

最近になってようやく、なぜあの時怒られたのかを理解することができるようになった。

葬儀の最後、師が好きだった歌ということで山岳部OBで歌った”学生時代”、“わかものたち”は

北岳バットレスで亡くなられた二人の岳兄を偲んで部室でよく歌ったあの歌、

いろいろなことをおもいだしてしまいボロボロに泣いてしまった。

いつかは恩返しをと思ったいたがそれのもかなわぬままになってしまった。

在りし日の姿を忍び心からご冥福をお祈りいたします。

 

ありがとうございました。

合掌

 

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