山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

日本百名山 83座目!

2019年08月30日 | 登山 山歩き

8/24

この夏は、毎週末雨模様、、、何度あきらめたことでしょうか?

目的の山をあきらめては近郊の山へと出かけていました。

今週も、天気のいい山を探していいたら、伊豆半島の山・天城山がなんとなく浮かんできたので、

天城山へ初登山!

単身赴任地の東京都下から、思っていいたより車でのアクセスもよく、

東北の山では見かけないような樹相、植生に見入ってしまったり、

温暖な気候のせいでしょうかドウダンツツジ、シャクナゲなどの大きさに驚いたりと

伊豆半島の豊かな森を歩く、

大人のハイキングが楽しめる山旅でした。

おかげさまで、83座目です。

還暦まで、残り17座”登りたいな!”なんて最近思うようになりました。

日本の自然に感謝!

 

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夏休み

2019年08月20日 | 旅行
大阪に滞在しながら高野山、神戸、
食い倒れの街大阪を楽しんできました!
 
2004年にユネスコ世界遺産登録されましたが、
高野山は1200年の間絶えることなく、
宗派を超えて日本の仏教活動が
連綿とつづき




受け継がれていることに驚きと感銘をいただいてきました。


古寺とは違う現在進行形のお寺のたたずまいは
つい長居したくなる安らぎの空間が広がっていました。
その奥の院には戦国武将の墓が敵味方関係なく並び、


大阪、日本を代表する企業の墓碑名が雑然と混在する様は圧巻であり安堵でもある。
神戸市郊外にあるおかしの国!
 


PATISSIER eS KOYAMA!

大阪の街、元気あるわー!
 
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食べたら止まらない!「悪魔のおにぎり」

2019年08月13日 | 第61次南極地域観測隊・準備

「悪魔のおにぎり」発売1周年 販売数に応じ、地球環境保全の研究活動に寄付

 株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、全国のローソン店舗(13,894店:2019年6月末時点、「ローソンストア100」を除く)で、「悪魔のおにぎり」の発売1周年を記念し、10月15日(火)から11月11日(月)までの4週間、「悪魔のおにぎり」の販売数に応じた金額を、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構国立極地研究所(所在地:東京都立川市、以下「国立極地研究所」)が設立している極域科学振興募金に寄付いたします。

 

「悪魔のおにぎり」は以前南極観測隊が夜食として食べていたおにぎりです。テレビで紹介されて以降、SNSなどで話題になり、それをヒントにローソンが独自に開発しました。悪魔的にやみつきになる美味しさが名前の由来です。発売以来の累計販売数が4,600万個を突破(2019年7月末時点)し、現在も“定番商品”となっています。


また、8月6日(火)より、ローソンで人気のからあげクンで「超からあげクン 悪魔のおにぎり味」(税込240円)を発売しています。さらに、同商品をはじめとするからあげクン各種を、2019年11月に日本を出発される予定の第61次南極地域観測隊に寄贈し、隊員の皆さんに召し上がって頂きます。

国立極地研究所は、南極・北極に関する科学を総合的に研究する日本で唯一の研究機関です。1956年に始まった南極地域観測事業の中核機関であり、昭和基地を運営しています。南極昭和基地では、最大で約120名の隊員の方々が活動されています。極地で観測される様々な自然現象の研究、特に、近年の地球温暖化に代表される地球規模の環境変動の研究は、人類社会に大きな影響を与える将来の予測にとって非常に重要とされています。

これからもローソンは、「“みんなと暮らすマチ”を幸せにする」取り組みを進めてまいります。

〜LawsonHPより引用〜

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山の日はふるさとの山“蔵王”

2019年08月12日 | 東北の山登り

8/11

今年の山の日は”蔵王”へ

出かけてみた。

斎藤茂吉の歌碑が立つ熊野岳山頂は雲に覆われていた。

”陸奥をふたわけざまに 

 そびえたまふ 

  蔵王の山の 雲の中にたつ”

夏の蔵王はやませの影響から、

いつも雲がわきたち晴れることが少ない。

今回もカメラ機材の操作、

撮影練習。

高校山岳部の時に一番多く登った

山が蔵王だ。

高校生の頃はよく個人山行に出かけていた。

木曜日、古典か漢文の授業中に教科書を立てて、

登山計画書をよく書ていた。

顧問の先生に計画書をチェックしてもらい、金曜日に準備、食料買い出しをして

当時は土曜日も授業があったのでザックを背負って登校。

授業が終わると部室で着替え蔵王の山へ。

山の好きな顧問の先生に鍛えられよく歩いた記憶がある。

高校生のころは年間50日近く山に登っていた。

記憶にある高校の時の個人山行、

1年生の夏はじめて鳥海山に登り、その魅力にはまり何度も足を運ぶ。

2年生の夏山合宿の朝日連峰縦走が天候悪化で途中下山となり、

2週間後朝日連峰縦走をテント担いで単独山行。

高校生の頃は加藤文太郎に憧れていた時期があったので単独山行にも興味があった。

高校生の頃の山の本といえば新田次郎だった、

2年生のころから山岳雑誌”山と渓谷”や”岳人”を定期購読するようになった。

友人の紹介で他校の山岳部のUと知り合いよく二人で山に出かけていた。

その友人は10年前に突然病で他界してしまった。

残雪期蔵王全山縦走、2月末の鳥海山登山。

3年生の時年間山行日数60日。

高校三年生になると同級生は受験勉強のため山から遠ざかって行った、

わたくしはUと相変わらず山に登り、山で少しではあるが酒も飲んだ。

今どきの高校山岳部は個人山行が禁止されている部もあると聞く。

山登りはもっと自由でいいのにと思いながら久しぶりに蔵王の山を楽しんできた。

 


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迎え盆

2019年08月12日 | 日々の出来事

8/10~11

一月ぶりの帰省、まずは”松月”のラーメンにホッとします。

メニューはカレンダーの裏書いい感じです。

草刈り、家の換気、掃除をすませて

友人からいただいた座卓を仏間にセットなかなかいい感じに収まりました。

翌日、墓参りをして”迎え盆”の準備完了。

長男は墓守と言われ、この墓を守っています。

我が家の墓は、母方の苗字がメインで”高村”はサブちょっと新しい形のお墓です。

父が次男、母が長女ということもあり新しく墓を建てるのではなく、

この墓を受け継ぐことに、、、

ここに母方の祖父、祖母、父、母が眠っています。

生前この4人で話し合われお寺も了解済みという経緯もありこのようなお墓になりました。

わたくしもここでいいかな!そろそろ落ち着き場所を考える年になりました。

合掌!

 

 

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高等学校等登山指導者夏山研修会

2019年08月10日 | 国立登山研修所

8/6~9

2017年3月27日栃木県高等学校体育連盟が主催し登山専門部が主管する「春山登山安全講習会」中に那須岳エリアで

発生した雪崩事故を受け、その年の夏から実施された研修会で今年で3回目になります。

一回目からオファーをいただいていたのですが、観測隊の任務と重なりなかなか関わることができませんでした。

主催:独立行政法人日本スポーツ振興センター、

共催:公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会、

   公益財団法人全国高等学校体育連盟

2泊3日という短い研修期間ですが、高校山岳部の顧問の先生にとっては、夏休みが短くなり(3週間)、高校山岳部の夏山合宿、高校総体等などもあり2泊3日が一番参加しやすい期間となったようです。

それでも、お忙しい先生方にとって、この時間をつくって参加することがとても至難なことだということも

関わってみてはじめて理解することができました。

この度の研修では1班を担当することになりました。

最初にこの研修の理念ともいえる北村先生の講義”「PDCAサイクル」に基づいた登山のプランニングと安全管理”についてを聴きながら、さてさて、伝える内容が多すぎて正直どうしようかと、、、

1日目は まずは各自がどのくらい歩けるか、行動できるか”ものさし”の確認をしながら行動計画、リスクチェック。

午前中に開会式、講義、判別研修、入山準備、

午後から入山、雷鳥沢キャンプ場で幕営、判別協議の予定でしたが室堂についたとたんいきなりの雷雨

雨宿りしてる時間を利用してパッキング講習、読図講習とタイトなスケジュールなのでのんびりするわけにもゆきません。

食事の準備をしながら明日の行動計画についても話し合われました。

食事は、研修所スタッフの方に準備していただき全班同じメニューです。

キムチ鍋の完成です。

行動計画についての判別協議では、

生徒の負担を減らすため早朝行動を控える?

ヘッドランプをつけて歩くのは生徒にとってリスクが大きい?

夏山の最大のリスクは”雷”!

そのリスクを回避するには?

そんな議論もありましたが

結果、早朝出発、山登りの原則です!

議論を重ねた末の、4時出発となりました。

こんな感じであっという間に1日目はおわってしまいました。

2日目 実技研修 2時半起床、4時出発。

山登りの基本は歩くこと、歩けることではないでしょうか。

ということで1班の研修テーマは”歩くこと!”いたしました。

入山前に話し合われたコースは今感じでした、、、

雷鳥沢キャンプ場 ~ 劔御前小屋 ~ 劔御前 ~ 剣山荘 ~別山 ~ 大走り ~ 雷鳥沢キャンプ場

予想コースタイム:9時間

いざ出発してみると、実際は劔御前手前から道が不明瞭になり藪漕ぎ、

ガレ場、

岩稜通過と

初めて経験することばかりで

雷鳥沢キャンプ場 ~ 劔御前小屋 ~ 劔御前 ~ 剣山荘 ~劔御前小屋 ~ 雷鳥沢キャンプ場

4時に出発して、テント場に戻ったのが13時半ころ 行動時間:9時間30分 歩いた距離:約7㌔

 

木橋を渡るときの注意、歩き方:フラットフィッティング、疲れない歩き方、足の置き方、休憩の取り方、岩場の歩き方、悪場の通過、雪渓の歩き方、渡渉時のロープ張り込み、注意の仕方など多くのことをお伝えしました。

予想に反して雷雨にならなかったのでテント場についてから野外で活動できる時間あり、

ツエルトの張り方、ツエルトの利用方法、背負い搬送などの講習をして夕食の準備に取り掛かりました。

今夜はカレーライスです。

3日目 

4時起床、テント撤収、パッキング方法についての講習、

実際の雷鳥坂の地形を見ながら地図を読んでみたり、

コンパス・ワン・ツー・スリー!

なかなか思い通りにならないですね、、、、

室堂周辺では山座同定、自然観察、

10時室堂集合下山、研修所に戻って後片付け、グループミーティング、

閉校式と目まぐるしい3日間となりました。

でも多くのことを学んでいただいた3日間だったのではないでしょうか、

振り返りのグループミーティングで”生徒の満足感”というフレーズが出たことで

わたくしも、いい研修会になったなと実感いたしました。

高校山岳部の現場で苦悩、生徒のことばかりを思っている先生方の真摯な姿にこころ打たれ切磋琢磨できた3日間でした。

感謝!!


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日本百名山 82座目!

2019年08月04日 | 登山 山歩き

8/4

近くてクルマで行け、まだ登ったことの無い山で検索したら

『大菩薩嶺』となりました。

朝4時に出発1時間半ほどで登山口に到着、涼しい中百名山81座目、

下山後温泉に入り、昼過ぎ酷暑の都内に戻って来ました!

都会生活も残りわずか、昨年は週末毎雨か酷暑で山に登る機会がなく、

今年は来年のガイド復帰に備え関東周辺の山に通おうか!と思っています。

山頂付近には一足早く秋の気配が漂いはじめていました。

先週に引き続き、南極で使用する

オリンパスOM-DE-M5の撮影テスト

やはり、コンパクトデジカメよりキレイです!

小型軽量一眼レフカメラ!!は山歩きにはちょうどヨイサイズですね。

もう、オーロラを撮影するチャンスはないけど今回は生物調査チームの一人として撮影の手伝いくらいはと思っています。

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国立極地研究所 一般公開!

2019年08月04日 | 第61次南極地域観測隊・準備

8/3

国立極地研究所一般公開の日。

酷暑にも関わらず、61次隊担当の一階倉庫大盛況でした!

来年は、一般公開を見学したい!

おかげさまで、ロープワークコーナー担当、三回目となりました!

感謝!

 

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テスト!

2019年08月03日 | 第61次南極地域観測隊・準備

8/1

クーラーボックス、蓄冷剤の性能テスト、前回行ったエアーサンプラーなの保温ボックスのテスト!

いつものポーズの若き地衣類研究者!

蓄冷剤はマイナス30度の冷蔵庫で26時間冷やし、

クーラーボックスも南極で使用する環境と同じマイナス16度で26時間冷やした3個のクーラーボックスに蓄冷剤の数を変え、

気温ロガー機器を入れて5日間暑い倉庫に置いて、保冷能力をテストします!

出発まで、地道なテストが続きます。

研究の環境を整える事も野外観測支援隊員の役目なんです!

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