3月25日
秋田駒ケ岳の帰り、岩手県宮古市、山田町山田湾、
山田町町内
かつての白砂青松・大槌町波板海岸
小説の舞台にもなった・大槌町吉里吉里地区
ひょっこりひょうたん島が浮かぶ町・大槌町内、
鉄の町・釜石市、
千本松原の陸前高田市を通ってみました。
瓦礫の山、津波の爪あとも少し消えてきたけど、、、
荒野のような風景、土ぼこりと重機、ダンプ以外見かけない地域だけが目立ち、活気、、、?、住人、、、は?、
いつのまにか町の中心が沿岸から山間部へ移っていました。三陸沿岸の物流幹線道・国道45号線で目立つのは目新しい
こんな標識に、
あんな標識、ため息しかでません、、、でした。
途中、大槌町に立ち寄り、
久しぶりに再会できた、大槌町災害エフエムの清水さんから
月山へ行きたい子が待っていると伺い。
準備開始ツ、待っていてね!
今年の夏も、
大槌町の小学生と仲間と一緒に月山へ登りましょう!
3月23日~24日
何度かこのブログで紹介してきた、冬の秋田駒ケ岳・通称リフト尾根を下降してきました。
冬の東北の山で気軽にアイゼン・ピッケルを利用して登れる山かなり少ないと思います。
この尾根は、たざわこスキー場のリフトを2本乗り継いで、標高1600mの男岳へ伸びる尾根です。
今回は、この尾根から男岳を目指しましたが23日は、チョット天気予報がはずれて超ホワイトアウト。頂上まで後100m残して撤退、24日予定していた森吉山を変更して再度挑戦してみました。
翌日は、天気予報通り、今シーズン数日とない好天に恵まれ八合目まで雪上車を利用、秋田駒ケ岳・男女岳から男岳、リフト尾根を下降してみました。
都会では、桜満開などのニュースがあふれているけれど、まだまだ東北の山は冬です。
2日続けて晴れるのは4月に入ってからでしょうか。
今回は、2つの山を欲張らず秋田駒ケ岳で粘った甲斐がありました。雪山とはいえ、田沢湖を眺めながら昨夜ガイド仲間からいただいた“おにぎり”“フルーツ”、ベーコンをほおばり、温かいコーヒーと冬山で味わえない時間を過ごせたのも、、、
“待てば、海路の日和あり”、自然相手の行為では当たり前のことですね。
冬山1年生もチョット踏ん張りが足らず風が吹くとよろけますが、、、
だんだんとたくましくなってきた?ような気がします。
お疲れ様でした!
3月16日~18日
山形支部恒例の鳥海山を滑る会に初参加。
山形県側湯の台登山口から2時間のところにある、“山雪荘”。
国定公園境界ぎりぎりの標高860mに建てられた
個人の山小屋です。ここをベースに鳥海山を滑ってきました。
天気は良かったのですが、予想に反して西風が強く、雪も緩まず硬い斜面に苦労、
標高1600m河原宿まで登り引き返してきました。
でも、雄大な景色をのんびりと味わいながら小屋へ。
支部行事、今回も最年少参加ですが、
先輩方の四方山話、鳥海山やイヌワシのお話など興味尽きないお話を伺いながら、“不肖後輩”は食事つくり、雑用をこなしながら、とても楽しい有意義な時間を共有できました。感謝!
それにしても、山雪荘、画像からはわからないと思いますが、
8畳一間と6畳ほどのキッチン、ストーブ完備、トイレも小屋内にあり、湧き水も近くにあり、発電機も備わりと、とても快適でした。
ため息です、
PM2,5の影響で雪を溶かして水をつくる雪山登山生活ができなくなってきました、深刻です。
小屋の周りは、イヌワシ、クマタカ、テン、熊、うさぎ、カモシカと動物たちの楽園なのですが、、、
野生動物の影響も心配ですね!
3月11日~12日
2月20日から約一ヶ月続いた6本の仕事、最終回。
今回は、スキースクールの教師の皆様を対象とした、オフピステスキーガイド資格検定の前半を担当しました。
1日目は、長野県小諸市にある、日清製粉創業者ー安藤百福記念自然体験活動指導者養成センターで
講義と雪のない野外でビーコン操作練習やロープワーク、、、
それにしても、すばらしい施設です。シンプルな部屋、研修施設なのでテレビはありません、
バリアフリーの廊下、
浅間山が目の前に広がる食堂、
12日は、ちょっと離れていますが奥志賀高原・杉山スキースクールの宿泊施設「スポーツハイム奥志賀」へ。
焼額山頂上では、ガイディングや雪の観察、宿舎周辺で雪崩レスキュートレーニング、シート搬送、夜はガイド実施前の行動判断、お客様への事前説明などのシュミレーションなどなど、、、。
オフピステスキーガイドは、スキーの楽しさを心得ている、
スキースクール教師のような立場の方が取得されるのがいいなと実感できた充実した日々を過ごさせていただきました。
感謝、感謝!
スポーツハイム奥志賀・美味しいコース料理も◎です。
3月4日~6日
前日までの検定を終え、おなじ栂池高原スキー場に隣接している、ホテル雪倉という宿へ引越し、しばし休養タイム。夕飯に出していただいた前菜のサーモンロール、
自家製の野沢菜、
宿のご主人おすすめの、美味しい地酒にホッと一息。
「美味いな~!」
4日からは、
長野・東京の方4人を迎えてオフピステスキーガイド検定です。
朝からいい天気ですが、、、
4日は講義とビーコン操作練習、雪崩レスキュートレーニング、、、
5日から、スキーを履いてフィールドへ出る予定です。
今回も、実際のガイドの仕事に即役立つようにと理論と実践の
繰り返し、、、
お客様に負担のないルート取り、登高角度を意識してのスキーガイディング、
雪の観察と行動判断、
万が一に備えて、雪上での引き上げ、
そして搬送、
スキー場では滑走技術の確認と、
今回も忙しい3日間、でもスキーは楽しいです。
お互い、充実した3日間となりましたね、お疲れ様でした。
3月1日~3日
今日から、2回目の公)日本山岳ガイド協会主催のガイド資格検定『雪の安全管理技術義務講習』を担当、栂池高原スキー場・やまきゅう荘へとやってきました。
3日間で、雪山のリスク、疾病、冬の気象とリスク、雪山のガイディング、雪崩事故対策と今回も朝から晩まで理論と実践を繰り返し、夜はチームごとのディスカッションと実際のガイドの仕事に即した内容に、、、前回よりは少しだけ余裕がありましたが、、、
夕食の後も講義があるので、アルコールはお預けです。自動車教習所の路上教習と同じようにとらえ、実際のガイド業務に即した事前のプランニングからフィールドでのガイドを意識したら、検定員4名・受講生27名ともにハードな3日間となりました。
でも、登山ガイドという資格を得るための最後の実技検定だから真剣に取り組むのは仕方のないことですね!!