山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

高所トレーニング! 二回目

2018年08月31日 | 第60次南極地域観測隊・準備編

 

二回目の富士山!

 

平日でも混んでいますね!

セオリー通りの順化行動を心掛けたら

3100m・太子館小屋で、

SpO2:97 心拍数:58カラダは正直です。

トレーニングの成果が現れてきました!

 

雲海が印象的でした! 

御来光!

山頂で迎える事ができませんでしたが良いですネ!


酷暑が続いています!

2018年08月26日 | 日々の出来事

残暑と呼ぶには暑いでなく、熱い日が続いています!

週末暑すぎて山に出かける気力も無く食糧のまとめ買い?今夏、6ケース目の"オールフリー"にミネラルウォーター!

家に居ても暑いので、自転車トレーニング、汗を流したらだいぶ過ごしやすくなりましたが、痛いような陽射しに、一息で喉が乾燥する熱風には驚きました!

いつものチャリカフェで一息入れ

水分補給とエネルギー補給をしてトレーニング再開!

 


安全の為に!

2018年08月25日 | 第60次南極地域観測隊・準備編

8/24

二回目の「野外行動に関する机上講習」野外行動中でのリスク回避のヒントやポイントなど予防法と危急時対応技術という対処法の2本立てで実施、同じテーマでも受取側の野外行動経験値、危急時対応時の発想の違いや動きなど、教えていただく事もあり勉いい勉強になります。

午後は地質調査チーム向の「登高器、懸垂下降器の使い」講習会はもう一人の野外観測支援隊員に担当していただきまし

た。

一時は実際に山で実施しょうか?とも考えた事もありました。

出張申請やら暑いやらで、極地研内できないかと目線を変えて観たら、コンテナ、ドラム缶パレットを組合せて岩場をつくる事ができました。

設営隊員の巧みなフォークリフト操作のおかげで効果的な舞台をつくっていただき良い講習となりました。

また日々のプレッシャーを跳ね除け、たくましくなる新人君の姿をみて

、私の役目もそろそろ終わりそうです。

ドーム旅行隊出発迄二ヶ月余り、、、そろそろ自分の準備に専念したいと思います!

 


納得のゆくまで!

2018年08月25日 | 第60次南極地域観測隊・準備編

8/22

昨年はじめて参加させていただいた第59次隊では実現では慣れない業務に追われ実現する事ができなかった観測隊隊員向けの国内での安全講習会「野外行動に関する机上講習会」(計5回25時間)を医療隊員、調理隊員の協力をいただき、危急時対応技術、ファーストエイド、野外調理と多岐に渡る講習を企画する事ができました。

例年出発前は、隊員の個人装備、野外観測に必要な装備の準備に忙殺されるのですが、昨年から野外観測支援隊員が二人体制になり、私は4月から装備準備の為の下準備を積重ねて来た事で準備に余裕が生まれ、野外観測支援=フィールドマネージャーの役目の一つ"安全管理"、現場での対処でなく、出発前に観測隊員に伝えたい事を伝える事ができる事はリスク回避にも繋がり、納得のゆく形になったと感じています。


高所トレーニング!

2018年08月19日 | 第60次南極地域観測隊・準備編

8/18

熱すぎたり、豪雨に、台風でしばらく山から遠ざかっていました。

極地研から時々姿を見せる富士山。

今週、ようやくその富士山で高所トレーニングの機会が巡ってきました。

半年近く自転車トレーニングで心肺機能を鍛え、汗を流したおかげでしょうか?標高3600m過ぎても息切れする事もなく快調に走る事ができました!

17日頃から一時的に冬型気圧配置になり、乾いた北風が吹き出したせいでしょうか?

富士山山頂付近は凍てつき、空は秋空に変わっていました。

 

 

 


先人たちの偉業から学ぶ!

2018年08月19日 | 第60次南極地域観測隊・準備編

帰省を利用して、秋田県金浦町にある"白瀬南極探検隊記念館"を訪ねてきました。

明治末期、南極点を目指したアムンゼン隊、スコット隊と白瀬矗が同じ時期に活躍したおかげで、今日の日本の南極地域観測事業がある事を改めて知る事のできる貴重な記念館です。

今回は、昭和基地から1000キロ内陸にあるドームふじ観測基地(3800m)で活動する予定です。

ドームふじ観測基地まではこの雪上車で約24日かけて移動します。

南極大陸での活動はスケールが違います。